今年は厳しい冬だが、いよいよ渓流のシーズンがやってきた。私の住む三重県では3月1日から順次解禁となる。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石橋英之)
櫛田川上流の渓流釣り解禁日
今年の解禁日は3月1日。前日に成魚が600kg放流されるが、前述した通り今年は地元の養魚場の生育の都合で、4月下旬の追加放流はなくなった。ただ昨年2回、各支流と上流域に稚魚約2万匹が放流されており、こちらは楽しめそうだ。
しかし稚魚放流場所はクマの出没地区に当たるので、十分に注意してほしい。クマ情報だが、昨年田引地区~粟野地区で2頭駆除されたらしい。放流場所は今年も一緒だが、特にクマに注意が必要な地区を書いていく。
クマ出没の危険があるエリア
下流から田引地区の奥山川、粟野地区の地の添川は、特に民家も少なく奥も深いためお勧めできない。福本川、湯谷川、波瀬川沿いの月出川、多良木川、舟戸川などの各支流がある。
こちらは民家もあるが、やはり注意が必要。蓮川上流のダム上も放流魚、天然物が狙えるが、やはりクマの目撃情報があるし、雪も残っているので今年は見送った方が無難だ。
本流波瀬川上流の木梶地区も道路から川まで離れており、民家も少ないので勧めできない。
蓮川
国道166号線を奈良方面に走ると、森地区で左に入る。橋を渡り右手に香肌スーパーがあり、ここから上流に放流されている。スーパー前は川原に駐車スペース。沈下橋の上下と上流の淵がポイントだが、ほとんどの人が橋の上から下流に向かってサオを出す。
しかし自分の足元から下流を釣るのは仕掛けを流しづらく、橋下流左岸からのサオ出しがお勧めだ。ここから上流に走ると道路が右カーブしており、この下の淵、すぐ上の集会場前、橋上下、エン堤下までポイントだ。
この間は道路を川が並行しており、駐車スペースも十分。エン堤上の橋を左に曲がった所にあるホテルスメール周辺も、足場が良くお勧めだ。しばらく走ると道路が2つに分かれており、左に曲がるとダム下に続いており、この区間にも放流がされている。
波瀬川
森の合流点から各橋前後、旧砕石所前などに放流ポイントがある。お勧めは旧波瀬小学校前。
メインポイントは橋上流の淵。小さなポイントなので、岸から離れて静かに釣りたい。小学校前から上流に走ると道の駅がある。ここが通称山林舎前と呼ばれるポイントだ。駐車スペースにトイレもあり、家族連れにもお勧め。
つり橋を渡って下流の淵がポイント。1つ目の淵は岩の上から釣る。下流の淵は階段からのアプローチとなり、こちらの方が釣りやすい。小学校前から上流の山林舎前までそんなに距離もなく、釣り上りもできる。
波瀬川はサオ4~5mで十分だが、蓮川は比較的大場所もあるので5~6mがお勧め。
エサのチョイス
エサは放流魚狙いならイクラメインにミミズ、ブドウムシ。放流魚とはいえ、同じエサだと食い渋ってくる。食い渋る前にエサの種類を変えると食いが続く。イクラは生イクラをお勧め。釣果に格段の差が出る。
今年は追加放流がないため、例年に比べ4月、5月になれば釣り人は少なくなると思う。その時期に本流筋や波瀬川筋での大物狙いや天然物を狙うのもお勧めだ。天然物には圧倒的にカワムシが有利だが、水が出た後はミミズも良い。
とにかく今年はクマに注意。三重県ではクマ出現情報が発表されているので、参考にしてほしい。それでは今年も安全第一で、いいシーズンになりますように。
<週刊つりニュース中部版APC・石橋英之/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2026年2月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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