2月4日、久しぶりに山口・上関・白浜漁港にアジングでエントリー。周防大島一帯ではメバリングが好調でそれもプラッキングが楽しめるというかめや釣具大島店からの情報である。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)

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白浜漁港でアジング

このところ釣り人のマナーの悪さから釣り禁止エリアも増えているから自分が出したゴミは自主回収するのが当然のマナー。これができないのなら他の釣り人にとっても迷惑行為となる。また、夜釣りでは民家の近くでの大声、車のアイドリングなども含めて釣り人各自が当たり前のルールを守って釣り場環境の保全、周囲への配慮をしてほしい。

さて、通年アジングが楽しめるこの白浜漁港はサビキ釣り、アジングと両方が楽しめる。日中はどうしてもサビキ釣りに軍配が上がるが、夜はアジングの方が簡単に狙えて面白いと思うのは私だけではないだろう。

アジングで欠かせないのがシャローフリークエクスパンダだ。しかし、実際のところ使い方を知らない釣り人も多いと聞く。そこで最初にシャローフリークエクスパンダの使い方を解説し、その後で実釣について述べよう。

シャローフリークエクスパンダ

シャローフリークエクスパンダはライトゲームの第一人者である藤原真一郎氏(アルカジック・ブランドビルダー、がまかつ・ラグゼ・プロスタッフ、サンライン・フィールドテスター)が開発・担当したアジング、メバリングなどの仕掛けを超遠投するアイテムのひとつ。

通常のジグ単、ワームでは狙えない沖の潮目、深場など超遠投ポイントをいとも簡単に狙えるというメリットがある。まず、リーダーPEラインとフロロカーボンラインの結束を行う際に余分なリーダーラインを最終的にカットするが、この時にフロロカーボンライン側のカットする部分を20~30cm余分に長くしておく。これがシャローフリークエクスパンダ釣法のキモだ。

私(アルカジック・アンバサダー)はPEライン0.4号とフロロカーボンライン1号(4lb)の結び方は簡単なSCノットだが、この直結した時にフロロカーボンラインをあらかじめ30cm余分に確保しておく。つまり、この余分なフロロカーボンラインにシャローフリークエクスパンダの先端の輪っかに結ぶのである。

ウェイトは2種類

シャローフリークエクスパンダにはF(フローティングタイプ)とD(ダイビングタイプ)の2つがあり、前者は自重17.8g(残浮力0.6g)ある。例えば使うジグ単が0.4gとするとシャローフリークエクスパンダの残浮力が0.6gあるので最終的には0.2gのジグ単を沈めることになる。このきわめてスローなジグ単はアジそのものに対して食い気をそそる絶好のチャンスを作ることができる。

遠投アジングで25cm級アジ手中!【山口・白浜漁港】シャローフリークで沖の潮目を攻略
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沈むタイプと浮くタイプ(提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)

一方、後者のタイプは自重が19g(残浮力、マイナス0.6g)あるので自分が使用するジグ単が0.8gであるとすると、トータル1.4gのジグ単を沈めることになる。使用するジグ単のウェイトによってジグ単とワームの組み合わせが自在にコントロールできるのでこれまで狙えなかった沖のポイント、潮目、本流などが簡単に狙える優れモノである。

小ぶりだが本命キャッチ

今回は満潮まではジグ単とワームで通常の狙い方でアジングを、下げ潮では沖の潮目をダイレクトに狙うシャローフリークエクスパンダ釣法について実釣で検証してみた。当日は午後の満潮が9時55分(潮位278cm)、午前の干潮が4時14分(潮位マイナス1cm)。アジの海遊は大体上げ潮六分ぐらいが多く、この釣り場にエントリーしたのは午後6時すぎだった。

遠投アジングで25cm級アジ手中!【山口・白浜漁港】シャローフリークで沖の潮目を攻略
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アジングタックル(作図:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)

まずはジグ単・シラスヘッド0.9g、ワーム・アジ職人アジマスト・ピュリアクリアホロ1.6inchを使用。この漁港の外側には大きなテトラが入り、メバル、乗っ込み期から晩秋にかけてチヌ釣り場としても実績が高い。上げ潮が右から左流れで入ってきたときがチャンスなので多少ラインスラックが出ても沖めにキャストして流れで膨らんだラインの軌道修正を行いながらジグのアタリを聞いていく。大きなシャクリよりもジグを一定のタナでステイさせてアタリがなければロッドティップを小刻みにチョンチョンと動かしアタリを聞く。

遠投アジングで25cm級アジ手中!【山口・白浜漁港】シャローフリークで沖の潮目を攻略
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釣り場概況(作図:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)

アジのアタリがでたのは3投目。ジグ単が0.9gと軽かったので交換しようかと思った瞬間にコツっというアタリ。

型は21cmと小ぶりだったが、回遊してきたのか立て続けに3尾釣れた。ボトム近くの方が少しでも型が狙えると思い、ジグ単をシラスヘッド1.8g、ワーム1.6inch・アジマストアミエビに交換すると、これが大正解だったのか、ひと回り大きなサイズになった。

下げ潮時にサイズアップ

満潮時までに10尾ほど釣り、今度は下げ潮狙いにシャローフリークエクスパンダDを使用し、遠投して50~60mを狙ってみた。今度はジグを刺さりの良いAr.ヘッドジャックアッパーOP0.8g#8、ワーム・艶じゃこPT1.6inchアミフレークに交換。ロッドもS80シャローフリーカー(適合ルアー3~24g)に替えた。

遠投アジングで25cm級アジ手中!【山口・白浜漁港】シャローフリークで沖の潮目を攻略
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25cm級もヒットした(提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)

下げ潮が本格的に動きだして2時間、やっと1尾目のアジが釣れた。型は24cmとまずまず。が、上げ潮時のように頻繁にアタリが続かない。結局、午前1時30分までに4尾釣って帰路に就いた。

通常のジグ単にワームで釣るアジングと、シャローフリークエクスパンダD・Fを使った遠投釣法の2タイプの釣り方でアジングを楽しめた。シャローフリークエクスパンダで未開拓の釣り場を攻めてみてほしい。

<週刊つりニュース西部版APC・川原直毅/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース西部版』2026年2月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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