2月8日(日)、クロダイの好釣果が続く南房・富浦の南ケイセンへ上物釣行した。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

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南ケイセンでフカセ釣り

当日は気温が低く、極寒のなかで竿を出すことになりそう。深夜に起床すると予報通り雪が降っていて、気分が滅入りそうになるが、気合を入れて出発する。

5時ごろ駐車場に到着。先行者はいないため、車中で明るくなるのを待って釣り場に向かう。海上は、南岸低気圧通過によるウネリが若干残っているが、釣りに支障はない。貸し切り状態でゆっくりと準備を進める。

雪中のフカセ釣りで47cm頭にクロダイ4尾手中【千葉・南ケイセン】サラシをかわす沖目攻略で連発
雪中のフカセ釣りで47cm頭にクロダイ4尾手中【千葉・南ケイセン】サラシをかわす沖目攻略で連発
雪が降る南ケイセン(提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

用意したまきエサは、オキアミ3kgにマルキユーのチヌパワームギスペシャル1袋とナンバー湾チヌⅡ1袋をブレンド。付けエサは生オキアミを使用した。

潮回りは中潮で、館山地区は8時10分に満潮(潮位144cm)を迎える。磯際を中心にまきエサを打ちながら仕掛けを投入すると、エサ取りは少ない。

潮は澄んでいるが、いい感じで流れていて雰囲気はいい。エサ取りを交わす必要がないため、ウキの周囲にまきエサを多めに打ち込んで本命を寄せる。

流れるウキを見つめていると、数投目にゆらゆらと消えていった。ひと呼吸おいてから大きくアワセを入れると、一気に沈み根に向かって走りだす。

細仕掛けだが、強引に竿でタメて突進を止める。

クロダイ47cm浮上

すると、グングンと竿を叩くような感触が伝わり、慎重に竿を操作してゆっくりと浅瀬に誘導する。何度か抵抗をしのいで距離を詰めると、海中に良型クロダイの姿が見えた。足下でも激しく抵抗したが、落ち着いてタモ入れに成功。検量すると47cmだった。

北風が強く、仕掛けがナジみにくいため、ガン玉で微調整を施して仕掛けを安定させ、投入位置もサラシの影響が少ない沖目に切り替える。

遠投したウキを注視していると、再び視界から消えた。魚は一気に沈み根へ。グングンと叩く引きを交わしながら、慎重なやりとりで45cmを追加。良型の連続ヒットに満足するが、雪交じりの冷たい北風に身も心も冷えてしまう。

雪中のフカセ釣りで47cm頭にクロダイ4尾手中【千葉・南ケイセン】サラシをかわす沖目攻略で連発
雪中のフカセ釣りで47cm頭にクロダイ4尾手中【千葉・南ケイセン】サラシをかわす沖目攻略で連発
クロダイ4尾キャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

寒さを堪えながら黙々と仕掛けを打ち返していると、やがて雪、風ともやみ、薄日が差し込んできた。風の影響が小さくなったため、近くの沈み根周辺を狙い、まきエサとの同調を意識してていねいに探る。

やがて、ウキがモゾモゾと不気味な動きを見せたあと、するすると一気に海中へ消えた。

鋭くアワセを入れると、これまでにない重量感で竿が根元から絞り込まれる。猛烈なスピードで突進を開始し、グイグイと竿を引き込んでいく。

大型ボラにトホホ

1.5号のハリスをかばいながら慎重に走りを止めるが、激しい抵抗にミチイトが何度も弾き出された。必死に体勢を整えて距離を詰め、ようやく海中にギラリと大きな銀色の魚体が見えた。「年無しか」という期待に胸を膨らませたが、浮いてきたのはまさかの大型ボラ。

一気に肩の力が抜けたが、時間をかけて弱らせたあと、無事タモ入れして優しくリリースした。気を取り直して再開すると、再びウキがアタリを捉える。大きくアワせると魚が沈み根に向かって走りだす。「またボラか?」と思いながらも、竿でタメて突進を止めると、上がってきたのは銀ピカのきれいなクロダイ。足場に注意しながらタモ入れしたのは35cm。

雪中のフカセ釣りで47cm頭にクロダイ4尾手中【千葉・南ケイセン】サラシをかわす沖目攻略で連発
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梅乃屋の大ラーメン(提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

ほどなくして連続ヒットとなり、合計4尾の釣果となった。しかし、このころから再び雪と北風が強まり、極寒の厳しい状況となったため、釣り座を洗い流して納竿。

<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2026年2月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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