金谷の大アジが恋しくなり、友人を誘って出かけてきました。当日は「反応が薄い」状況だったにも関わらずトップは46匹!「魚は海にいるんじゃない、タナにいるんだよ!」正確なタナ取りが釣果を左右した1日をレポートします。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣...の画像はこちら >>

金谷沖の「金アジ」

金アジとは、ズバリ脂のノリが良い金色に輝くマアジのこと。エサが豊富な東京湾の根に居つくマアジは回遊をさぼっているため、運動不足状態となり「デブで脂のノリが良い」なのだそうです。そんな東京湾のアジの中でも金谷沖のそれは、金谷の頭文字と相まって特に有名。

金谷港がある富津市内には、金アジをうたったアジフライを看板メニューとしているお店が点在しており、週末はこれを目当てに訪れる観光客で交通渋滞が起こる程。美味さは折り紙付きです。今回、そんな美味しい金アジを求め、金谷へ出かけてきました。

釣竿(ロッド)

80号のアンドンビシを使うのでこれを背負える竿。実は筆者はオモリ30号負荷2.1mのLTアジ竿を持ち込んだのですが、感想はまきエサを振ることが難しく「何とか釣りはできる」というレベル。対して同行者は、オモリ負荷60号2.4mのライトゲーム(イサキ、ハナダイ用)を持ち込んで「丁度良い」とのことでした。

東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
レンタル品はゴツイ竿でした(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

そして常連さんはというと、なんとかなり年季の入ったLTアジ用1.6m程度の短竿を使用。「まきエサさえ出せれば、かかってもバラシが少ない」がその理由だそうです。

東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
柔らかいと面白みは抜群!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

リール

リールについては、狙う水深が90~100mということでPEライン2号前後を巻いた電動一択。電話予約時、船長も竿の指定はしてこなかったのですが「電動リール持ってきて、ビシと仕掛けはうちのを使って」と「リールと仕掛け」の件は強調していました(船に12Vの電源あり)。

東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
配られた氷とレンタルビシ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

仕掛け

というわけで筆者はそれに習い、仕掛けは船宿で購入することに。船宿仕掛けはハリス2号、赤ビーズ付きの2本針(3本針もあるとのこと)までは何の変哲もないアジ仕掛けなのですが、針は先が極端にねむっている「コンニャク針」という針を使用。

東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
初めて見たコンニャク針(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

因みに付けエサに赤タンが配られるのですが、この仕掛け(赤ビーズ付き)ならつけなくてもよく、つけるとするなら下針にのみつけるように、とのことでした。

場所取りと受付

6時集合、7時出船。5時半に到着し、港前の光進丸と同じ駐車スペース奥側(南側)に車をとめる。電話予約時に言われたとおり、場所取りでクーラーボックスを釣り座に置きに行くと、船長が既に到着。

東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
受付はここで!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

「受付は6時にあっちで!」車中で時間を潰し、6時を過ぎた辺りに宿で受付をし、仕掛けを買い、船に乗り込みます。(5月以降の夏場は1時間早いとのこと)

前半はかなり渋め

7時に出船した船は30分程走りスローダウン。初めのポイントは水深100m。船長曰く「大きいのがでるポイントはここだけ」とのことでしたが、反応は薄く更に釣れたとしても小ぶり。船長すぐにこのポイントに見切りをつけ、90mのポイントに移動。

しかしここでも反応は薄いようで、操舵室からぼやきが聞こえてくる。それでも常連さんはポツポツと30cmクラスを取り込むものの、筆者と同行者はというと2人とも決してアジ釣りに関してビギナーというわけではないのですが、なかなかアタらず。前半戦を終え2匹という渋い状況で後半戦に突入となりました。

シビアなタナ狙い撃ちアジ追加

潮は速く風も強めに吹いており、この日の乗船客は6名だったにもかかわらず、お祭りは多め。船釣りに慣れない人ならば船酔いしていたかもしれない海況の前半戦でしたが、後半戦はやや風と波は落ち着き、魚探の反応も継続して出るようになってきた模様。

しかし、相変わらず常連さんと筆者の竿のアタリの出方には大きな差が。船長は「底から5m」とアナウンスしているのですが……常連さんは着底後結構リールを巻いているように見えたので5mよりも上を探ってみると、6~7mの間でアタリが出ることがわかる。

ただしアタリが出やすいのは、ただ単にこのタナに合わせるのではなく、着底後すかさずこの棚にあわせてまきエサを出した直後のみ。走水の「速潮」のアジ釣りを経験したことがあれば、それに近い釣り方と考えていいと思います。

東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
貴重な金アジはタモですくう!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

後半戦は常連さんのペースにこそついていくことはできませんでしたが、それでも何とか「魚のいる薄い層」で数を重ねることができ、12時50分の終了時間にはどうにかツ抜け+αの12匹という結果に。

東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
丸々と太っています!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

帰港後「魚は海にいるんじゃない、タナにいるんだよ!」と、久々に「筆者の船長名言集」にファイルされる一言を頂きました。改めて正確なタナ取りが釣果を大きく左右してしまうことを実感しました。

最終結果

東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
竿頭は「探検丸」を持ち込んでいた(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

26~32cmのアジ12匹。釣味満点、そしてアジフライにすると食べ応え満点の40cm級は出なかったけど、刺身でと美味しいサイズが揃いました。尚、トップは46匹とのこと。次回はせめて20引きは超えるべく頑張りたいです!

東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
東京湾金谷沖の金アジを釣る!【勘次郎丸】タナ取りの正確さで釣果に大きな差
美味しく頂いた(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

<尾崎大祐/TSURINEWSライター>

編集部おすすめ