魚を水槽に入れる前、実はもう飼育は始まっている。この準備を丁寧にするかどうかで、その後の安定度は大きく変わる。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)
数日前から水槽を立ち上げておく
魚が来てから水槽を立ち上げるのは避けたい。これは水槽を立ち上げてバクテリアが定着するまでしばらく時間がかかるためだ。
・フィルターを回す
・水質を循環させる
・水温を安定させる
最低でも前日から、できれば数日回しておくのが理想だ。
水温と比重を決めておく
魚が来てから調整するのは遅い。
水温:季節の平均±1℃以内
比重:1.020~1.023
安定していることが重要で、数値の正確さよりブレないことを優先したい。特に冬場はヒーターと乾燥で水が蒸発しやすく、比重が変化しやすいので注意が必要だ。
隠れ家は「最初から」入れておく
魚を入れてからレイアウトをいじると、それだけで強いストレスになる。
・ライブロック
・植木鉢
入れた瞬間に隠れられる環境を用意しておく。
水流は弱めが基本
根魚や小型魚は、強い水流を好まないことが多い。
・フィルターの向きを調整
・常に泳がなくていい流れ
「止水」ではなく、ゆっくり動いている水が理想だ。
照明は点けなくていい
魚導入当日は、照明は不要。
・暗い方が落ち着く
・驚かせない
観察したい気持ちは抑えて、まずは慣れてもらう。
道具は先に手の届く場所へ
導入時に慌てないために。
・網
・バケツ
・タオル
・水合わせ用のホース
「探す時間」が、魚には一番のストレスになる。
水槽は「触らない前提」で
導入後に、
・水換え
・レイアウト変更
・フィルター掃除
これらはやらない前提で準備する。最初の数日は、何もしなくていい状態が理想だ。
魚にとって安全な場所
魚を導入する前の準備とは、魚のためだけでなく、飼う側が落ち着くための準備でもある。
整った水槽は、「ここは安全だ」と魚に伝えてくれる。釣り場から水槽へ。その橋渡しを静かに支えるのが、導入前の準備だ。
<HAZEKING/TSURINEWSライター>
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