今年は3月1日に解禁を迎えたアマゴの聖地、奈良県・天川村。解禁直後から好調が続いており、著者も期待しながら3月26日に釣行した。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)
聖地と名高い天川村
まずは天川村がどのような場所なのかを紹介しよう。
圧倒的放流量
昨年天川村漁協にアマゴの放流量を直接確認したところ、トータルで3tもの成魚を放流しているとの事だった。この放流量は全国的に見ても圧倒的で、魚影は飛びぬけて濃いと言って良いだろう。
放流は定期的に
今年度はまず2月24日~2月26日の3日間にわたって解禁前放流があり、その後3月22日にも西部と中央エリアで放流があった。こういった放流直後はアマゴ達の活性が上がるので、初心者でも釣れる可能性は非常に高い。
今後の放流予定
漁協のHPによると4月5日にも追加放流が行われており、さらには5月2日・10日にも放流が予定されている。詳しくは漁協のHPを確認してみてほしい。
フィッシュパスとも提携
今年度から、オンラインで遊漁券が購入できるシステムである「フィッシュパス」とも提携を開始したため、今後は遊漁券の購入が大変便利になる。遠方からのアングラーには吉報と言えるだろう。
本流は大増水
ではここから、当日の釣行の様子を詳しくレポートしていく。
前日~当日は雨!
現地周辺の気象情報を確認すると、釣行前日である3月25日の昼前から雨が降っており、夕方には1時間に7mmと、かなりの雨量になっていた。元々奈良県各地はかなりの渇水状態だったようだが、はたしてどうなるかと気にしながら就寝した。迎えた釣行当日も小雨がぱらつく状態。夜中には止む予報だったのに……と恨み節を零しつつ現地周辺に来てみると、やはりかなりの増水状態となっていた。
日券購入
時刻は午前6時過ぎ。木曜日という事で、早朝から営業されている福西豆腐店さんへと向かう。青い屋根が目印だ。
チャイムを鳴らして日券・ミミズ・ブドウムシを購入させてもらい、始めは放流場所周辺の様子を見てみようと、天の川本流・九尾ダムの下流へと向かった。
増水で釣りにならず
過去に入渓した事のある九尾ダムから2~3キロほど下流から入渓してみたものの、かなり増水しており、酷く濁っていて大変厳しい状況だ。
流れや水深に注意しつつ出来るだけ陸路で遡行し、しばし流してみたものの、釣果はオイカワが1匹だけ。このまま遡行してもかなり厳しいだろうと感じたので、すぐさま移動を決意した。
実績ある洞川へ
早朝のポイント選びに失敗してしまった事で、完全に出遅れてしまった著者。焦りながら洞川へと車を走らせた。
洞川には先行者
こういった状況の時は支流の方が良いだろうという事で、個人的に実績のある洞川へと向かった。だが入渓予定場所にはやはり先行者の車、しかもあまり間を置かず2台ある。そこから1キロ程度距離を開けてみると、幸いどこにも車や先行者の姿が無かった。
水量多く苦戦
いざ河原に降りてみると、洞川もかなり増水中のよう。本来なら簡単に渡れる場所が水没しており、渡れなくなっていた。少し下流側に辛うじて足が届く場所を発見したので、慎重に左岸側へと移動する。濁りがきつい中、流れが緩やかになっている場所へと仕掛けを通すとようやくアタリ。釣り開始からおよそ2時間、小ぶりながらもやっと本命に出会うことが出来た。
ゲスト登場
1匹釣れると居場所がなんとなく分かるのが渓流釣りだ。似たような流れの場所を探っていくと時折居食いのようなアタリが出て、ニジマスがヒットする。以前漁協に直接問い合わせをし、禁漁期・C&R区間・保護区域を除く場所で釣れたニジマスは持ち帰りOKであることを確認済みだが、こちらは小さいのでリリースした。
グッドサイズ登場!
水量が多い中、どのような場所なら良型が居着いているかと思考を巡らせつつ遡行していく。流心脇や流れの尻、反転流の底流れがベストな流速になっていたので、ここぞという場所へとB号でイクラを流し込むと、22cmのグッドサイズがヒットした。
ヒットパターンで連発!
ある程度この日のパターンが判り始めた中、実に良い雰囲気の流れ込みを発見。最初から粘る前提でポイントへと近づき、あの手この手を試してみたところ、これが見事にハマった。
溜まる場所を発見
流れが複数個所から合流する流れ込みは、ある程度の流れがありながらも淀む場所が豊富にあり、かつ水深も深い。濁りが入っているこの状況なら連発する可能性が非常に高いと考え、まずは手前の流れへと仕掛けを投入。仕掛けが馴染むと同時、目論見通り小ぶりなアマゴがヒットした。それからというもの、イクラを流す度に枚投アタリが出て、アマゴとニジマスが連発する。
ミミズは無反応
途中、状況や活性を知るため、餌をミミズに変更してみる。オモリのサイズも2号~2Bまでをローテーションし、流す場所や深さを変えてみたのだが、なんとまさかの無反応。先にかなりの数をヒットさせていたため、単純にもう釣れないのかもしれない……。そんな事を思いつつ、物は試しともう一度餌をイクラに戻してみたところ、なんとまた連発! どうやら今日のヒットエサはイクラだったようだ。
流し方を変えて数を伸ばす
ここまでの反応で、獲物は沈み岩周辺に固まっているように感じた。そこで、同じ場所へ違う流し方で仕掛けを誘導するイメージを持ち、奥の筋から流してみたり、着底させてから吹き上がらせてみたりすると、これがバチっとハマった。最終的に、この場所のみでトータル20匹近いアマゴとニジマスをゲットする事に成功したのだ。
途中、0・2号を2回ブチ切られるアクシデントもあったのだが、反転した魚影から察するに、おそらく30cmを超す良型ニジマスだと思われる。ここから水中糸を0.2号→0.3号に、針サイズを4号→5号へとランクアップしておいた。
良型イワナも!
流れ込みでのアタリが遠のいたので、遡行を再開。すると、このすぐ上にある流心の脇や三角状になった流れの尻でもアマゴがバンバンヒット。
だが、この先の流心脇でまたラインブレイク。所によりかなりの良型が潜んでいるらしい。悔やみつつ遡行しようとしたものの、この先は流れがきつく進めそうになかったので、一度脇道にそれて大きく高巻きし、また急斜面を降りて再入渓することにした。
終始釣れ続く
釣り始めから降ったり止んだりを繰り返していた雨だが、11時頃から次第に強くなり始めた。だが、訪れる「ここぞ」というポイント全てでアタリが出続ける。
ブドウムシも◎
イクラが残り少なくなってきたので、目先を変えてブドウムシを使用してみたところ、こちらにも非常によく反応する。美しい天然物がバンバンヒットするので最高の気分だ。
やはり固まる場所がある
そしてどうもこういった状況の時はかなりの数が固まる場所があるようだ。
この写真の場所でアマゴとニジマスがまた連発。10匹以上は同じ場所で釣ったように思う。
小場所=竿抜け?
遡行していく中、こんな場所を発見した。
既にこの場所に近づき過ぎていたため、スルーしかけたのだが、なんとなく気になって手前から仕掛けを通してみると、なんと魚影が餌を追いかけてくるのが見えて、アタリが連発。23cmの良型を含む5匹を仕留めることが出来た。なんでもない場所のため、竿抜けになっていたのかもしれない。
流れ込みの緩みにも!
さらには、一見すると流れが強そうに見えた場所でも、2Bで流してみると底流れは意外と緩やか。これならもしやと思ったら、この場所でも20cmクラスを含めて連発!十分に楽しむことが出来たので、14:30に納竿とした。
気になる最終釣果は?
この日の最終釣果だが、23cmまでのアマゴが34匹、20cmまでのニジマスが22匹、24cmのイワナが1匹。総数57匹と言う爆釣だった。良型を中心に家族で食べる15匹をキープさせてもらったのだが、バラシも数回あり、さらにラインブレイクしていくサイズがトータル4回掛かった事を考えると、天川村の魚影の濃さには本当に驚かされる。
今後の見通しだが、増水後の引き水はやはりよく釣れるので、雨の後は絶好のチャンスだろう。また、追加放流されていない洞川でこの魚影の濃さなので、今後追加放流があればさらに良い釣果を期待できるはずだ。場所によっては谷が深く、入渓・退渓時に危険を伴う箇所もあるので、くれぐれも安全第一で楽しんでほしい。
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>
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