3月4日、大潮回りということもあり、広島県呉市倉橋島をメバリングでランガンしてみた。午後の干潮が4時41分、満潮が10時32分の上げ潮狙い。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)

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プラッキングで狙う

私(アルカジックジャパン・アンバサダー)がエントリーした大迫港は常夜灯がなく、漁船が係留されている反対側の釣り場はゴロタ石がかなり点在しメバル、アラカブなどの根魚のポイント。しかし、沖はほとんどが砂地のようで冬場はカレイ、夏場はキスなどに適している気がした。

「陸っぱりメバリングで28cmメバル出た!」プラグルアーにヒット【広島】
「陸っぱりメバリングで28cmメバル出た!」プラグルアーにヒット【広島】
メバリングタックル(作図:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)

今回はメバルをプラグで狙う「プラッギング」だが小型のミノータイプ・プラグには、キャストしても海面でプラグトップが浮かず沈まずの状態で頭を出してテール部分は海中に……というマックナー(サイズ50mm、ウエイト2g)、このプラグは絶妙な水中姿勢をキープするサスペンドタイプ。

一方、メバちょこ(サイズ55mm、ウエイト2.8g)はキャスティングして海面に着水すると独特の垂直姿勢と小さなダイビングアクションをするフローティングタイプ。実釣ではこの2つのプラグを使い分ける。

仕掛けはPEライン0.6号、リーダーはプラグにスズキ、セイゴなどがヒットする可能性が高いので1.2号を使用した。

20cm超えを狙う

干潮時から釣りを開始したのでかなりゴロタ石が見えており、手前の砂地からフルキャストして沖めを徹底的に狙う。上げ潮がわずかに動いてはいたが魚の反応は日が沈むまでなかった。

午後5時30分をすぎたころからキャストしたマックナーが寄せ波によって手前に戻され始めたので、ゴロタ石周りに集中的にキャストした。すると、着水したと同時に15cmほどのメバルがハリ掛かりして上がってきた。

「陸っぱりメバリングで28cmメバル出た!」プラグルアーにヒット【広島】
「陸っぱりメバリングで28cmメバル出た!」プラグルアーにヒット【広島】
マックナー(提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)

しかし、小さい。最低でも20cmはないと煮つけも食べられない。リリースすると、次は18cmくらいの腹パンのメバル。さすがにこれもリリースだ。

じわじわと上げ潮が足元のブーツを洗うようになってきたので、いよいよ波止場の中央付近からゴロタ石を狙うようにした。

辺りはすっかり日が暮れて真っ暗だ。極力、海にキャップランプの明りが漏れないようにタックルボックスを半開きにしてLEDライトをつけ船溜まりの方向に向けた。これで少しは足元がしっかり見える。

ゆっくり浮上で入れ食い

6時20分すぎ、マックナー・プランクトンに交換してすぐに20cmオーバーのメバルがヒットしてきた。これを皮切りにゴロタ石周りをランダムに攻めてみた。

さすがに水深のあるポイントはリーリングするとマックナーのリップによって本体が水中へ沈み、リーリングを止めると、微妙な浮き加減でタナから浮上する。おそらく、このマックナーのアクションがメバルの食い気をそそるのだろうか途中、やや入れ食い状態になった。

「陸っぱりメバリングで28cmメバル出た!」プラグルアーにヒット【広島】
「陸っぱりメバリングで28cmメバル出た!」プラグルアーにヒット【広島】
入れ食い(提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)

短時間勝負だったが、キャスト、リーリングでタナまで沈め、その位置でマックナーをゆっくり浮上させる、その途中でメバルがヒットというような状況だった。どんな釣りでもそう思うのだが、魚の食い気が立っているときはそのパターンをつかめば簡単に釣れる。しかし、そこまでたどり着くまでの道のりが短いのか、長いのかはその攻め方にあるのではないだろうか。

28cm良型浮上

9時すぎ、それまでのメバルのアタリがピタっと止まった。まだ、満潮ではないが、同じようなポイントを攻め過ぎてメバルに違和感を与えてしまったのだろうか。

そこで、それまで狙っていた20m範囲内を越して潮上30mをダイレクトに狙ってみた。

リーリングしながらマックナー・魔王ブラックをどんどんタナに送り込んでいたところリーリングを止めた瞬間、ガツンという大きなアタリがロッドにきた。これまでとは違うかなり重量感のある引きだ。これはまずまずの型だろうと一気に抜き上げた。

「陸っぱりメバリングで28cmメバル出た!」プラグルアーにヒット【広島】
「陸っぱりメバリングで28cmメバル出た!」プラグルアーにヒット【広島】
28cmのアカメバル(提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)

これが当日一番の良型だった。上げ潮七分、粘った甲斐があった。28cmのメバルは見応えがある。私は常に初めての釣り場でチャレンジする。理由は新たな釣り場、そこにいる魚から学ぶところが多いからだ。

<週刊つりニュース西部版APC・川原直毅/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース西部版』2026年3月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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