春のシーバスフィッシングは難しい。特に河川の釣りは難解と言っていい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
大型シーバスを狙う
3月23日(中潮)内房の河川に春の大型シーバスを求めてやってきた。ここ最近は難しさのギアが一段上がってきているが、その主な原因が「混合ベイト」だ。
混合ベイト
この日、筆者が確認しただけで、バチ(イソメ類)にハク(ボラの幼魚)、おまけにアミ(エビ類)なども混じっていた。まさに混合するベイトパラダイスという感じだが、肝心のシーバスのボイルがなく比較的静かな水面であった。複数のベイトがいて活性が低いなんて嫌な予感しかしないが、この日の釣りが難しくなることだけは確実だ。
浅場で40cm級がヒット
上げの流れから一転、潮が引き出すとさらにベイトが活性化し、小規模なバチ抜けが始まった。たまにボイルらしき音も聞こえ、これはチャンスと思いバチ用ルアーを投入。
流れの上流から下流へ流されるバチを演出しながら釣りを展開するが、これが全く反応しない。少し粘ってみたが状況は変わらず、そのうちにバチは見えなくなってしまった。
極小ミノーにヒット
そこで対岸の浅場へ移動し、手前を極小ミノーで狙ってみるとすぐに強烈なアタリがくる。これはバラしてしまったが、すぐに同じように狙うと、再びアタリがきた。始めの魚よりは小さいが、何とか40cm級の痩せたシーバスをキャッチした。
その後は、アタリがパタリと止まったので終了とした。
マッチザベイトの真実
この日の釣りは、最後の最後に「答え」にたどり着いたがそこまでが難しすぎた。シーバスフィッシングには「マッチザベイト」という、シーバスが捕食しているベイトにルアーを合わせるという言葉があるが、これに左右されてはいけないと痛感した。
確かにバチ抜けなどでは、イソメ類に合わせて細長いルアーを使うこともあるが、合わせるなら中途半端に合わせてはならない。例えば、捕食している小魚が数cmならとことんまで近付けなければ、本当のマッチザベイトにはならない。
レンジが合っていれば少しくらい大きなルアーでも食ってくる。これで釣れるのは、活性が高いときだけだ。例え飛距離が出なくとも場所や釣り方を工夫すれば良いのだから、ベイトが小さいならとにかく小さいルアーを使うのが本当だ。
色々と考えることが多い釣りではあったが、この日の一匹はこれからの釣りを変えてくれるような、そんな予感のする貴重な一匹となった。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>
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