12月21日(土)、神奈川県西部にある神奈川相模湖の天狗岩釣り案内所からワカサギ狙いでボート釣行をした。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

相模湖ボート釣りで12.5cm頭にワカサギ358尾【天狗岩釣...の画像はこちら >>

天狗岩釣り案内所でワカサギ釣り

多くの淡水釣り場が禁漁になり、釣れる魚が制限されてきた。そんな冬の風物詩といえるのがワカサギ。

相模湖ボート釣りで12.5cm頭にワカサギ358尾【天狗岩釣り案内所】
相模湖の風景(提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

トイレや暖房が完備されたドーム船が運行されているから嬉しい。当日は、未明のうちに天狗岩釣り案内所へ到着。車中で暖を取りながら朝食を済ませ、受け付け開始を待つ。

ドーム船かボートが選べ、私は後者が好き。寒いが船中1人で気楽なのがその理由だ。

当日のワカサギ釣りタックル

相模湖ボート釣りで12.5cm頭にワカサギ358尾【天狗岩釣り案内所】
当日のタックル(作図:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

引き船されて連れて行かれたのは、桟橋からすぐ近くのホテル下のポイント。日連大橋下流の左岸と言った方が分かりやすいかもしれない。

水温9度で薄濁り、水深は10~13m。スピニングタックルと電動リールを用意していたが、後者を選択。ロッドはグラス削り出しの自作で35cmの軟調先調子。

仕掛けは袖バリ1.5号の7本仕掛け、エサは紅サシ。

12.5cm頭にワカサギ連釣

相模湖ボート釣りで12.5cm頭にワカサギ358尾【天狗岩釣り案内所】
相模湖略図(作図:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

岸寄り水深10mの場所で開始。

仕掛けを湖底まで下ろすとすぐにピクピクと反応があり、6~7cmが4点掛けと上々のスタート。「順調に釣れ続くのでは」と思ったが、開始から30分をすぎてからアタリはピタリと止まってしまう。

そこで、ボートをすこし沖へ出してみる。水深は14mだ。2~3回、誘いをいれるとグンッと強いアタリ。すかさずアワせて引き上げると、電動リールは空回り。イトをたぐって引き寄せると12.5cmのビッグサイズだ。

時には3年物の15cm級が釣れる湖なので引きが楽しめる。鈴なりとはいかないものの8cm級がポツポツ釣れ続く。

相模湖ボート釣りで12.5cm頭にワカサギ358尾【天狗岩釣り案内所】
良型も交じった(提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

コーヒータイムを挟み釣りを楽しむ

湖沼のフライフィッシングやアユのトモ釣りがメインである私にとって、じっと座って釣りをするのはかなりの苦痛。コーヒータイムをいれながら、時々、体を伸ばして休憩しながら続ける。10時半をすぎ、追い食いさせようとしても掛からなくなる。

そこでエダイトを長くとった狐バリに替えて1尾1尾仕留めていく。

このハリは掛かりやすいがバレやすい。食いが悪い時はこちらの方が確実に魚を手中にできる。

そんなこんなで、みるみるうちに時間は経過、16時に納竿した。

最終釣果

当日の釣果は、6~12.5cmが358尾。

平均8cm前後だった。大釣りの時間帯はなく、終日ポツポツと釣れ続いた一日だった。電動2本出しの人は500尾超えの人がいたようだ。

台風の影響は大きく、同湖はなかなか濁りが取れなかった。これからは雨が少ない時期に入るので、安定して釣れるようになるだろう。シーズン初期に釣れるカワムツやホンモロコなどのゲストは減り、ワカサギを捕食するバスやウグイの姿も見られなかったので、いよいよ本番だ。

もう少し水温が下がれば、底に張り付くためさらに釣りやすくなると思う。

<週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也 /TSURINEWS編>

▼この釣り場について
相模湖
天狗岩釣り案内所
この記事は『週刊つりニュース関東版』2020年1月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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