アジならたくさん釣れるのではないかと思い、1月11日に焼津市小川港のともわ丸の午後便に、娘を連れて乗船した。まさかのギガアジが娘の竿にヒット!

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・鵜沢淳)

子連れ船アジ釣行で本命31尾 娘が48cmギガアジを手中【と...の画像はこちら >>

ともわ丸の午後便でアジ狙い

午後6時に集合したのは6人。私の釣り座は右舷の真ん中で、その後ろに娘が座った。

軟らかめの船ザオに電動リールをセットし、片テンビンにオモリ100号とコマセカゴをセットする。仕掛けはハリス4号4mの2本バリ。チモトに夜光玉を入れ、10号のマダイバリを結ぶ。

娘は1本バリ。エサとコマセはオキアミを使う。

用意ができて出港となった。港を出ると、風は強いがウネリは小さい。海は前日の雨でちょい濁り、アジ釣りには良さそうだ。

30cmの良型アジから登場

20分ほどでポイントの焼津沖に到着。早速エサを付けて投入する。この日のタナは50m。船長の指示で3m落とし、コマセを振って50mのタナに合わせるようにする。

しばらくアタリはなかったが、徐々にコマセが効いてアジが寄ってくるはずだ。

そのためには、コマセは軽く詰め、カゴをギリギリまで締めて少しずつポロポロと出るようにする。

やがて私のサオにアタリがきて、サオを絞り込む。リールの巻き上げスピードをゆっくりにして取り込んだのは30cmの良型アジだ。

娘の竿に48cmギガアジヒット!

さらに娘のサオにもアタリがきた。サオの絞り方がすごくて電動リールが止まる。慌ててタモを持って横で待機する。上がってきたのを無事タモに収めると、なんと当日最大の48cmのギガアジ。これには驚いた。

子連れ船アジ釣行で本命31尾 娘が48cmギガアジを手中【ともわ丸】
当日最大の48cmのアジを釣り上げた(提供:週刊つりニュース中部版 APC・鵜沢淳)

サバ登場でポイント移動

これは時合いと思い、すぐに次を落とす。やはりアタリがきて良型が釣れる。こうなるとコマセはいらない。間髪入れずに仕掛けを落とすと私にも良い引き込み。なんと30cmのマダイだった。

子連れ船アジ釣行で本命31尾 娘が48cmギガアジを手中【ともわ丸】
良い引きをみせた30cmのマダイ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・鵜沢淳)

だが、大型のサバも回遊してきてオマツリするようになった。

サバを避けるため、このポイントを諦めて移動する。またコマセカゴにコマセを詰めて仕切り直しだ。

タチウオも顔見せ

しばらく待つとアタリがきた。今度は少し小さくて20cmほどのアジだ。続いて娘が「タチウオだー」と言いながらタチウオを引き抜いた。

ここで食いが落ち着きアタリが遠くなる。それ以外でも、小型のアジが多いのかエサが半分残ることが増えた。娘は「つまらない」とグチを言う。ここでもサバが回ってきたので移動となった。

ここで良い潮の流れになりアタリが増えた。娘も復活して釣り始めるが「小さい」とぜいたくなグチを言う。それでも25cmほどのアジが入れ食いになり楽しんだ。

最後の流しとなり、私はアジを釣って終了。

最終釣果を発表

娘は2匹目のタチウオを釣り、2人でアジ20~48cm31匹、マダイ、タチウオ、サバの釣果で、午後9時30分に納竿となった。満足のいく釣行だった。今年は暖かいのでチャンスがあればもう一度夜のアジ釣りに行きたい。

釣ったアジは、次の日に刺し身やフライ、塩焼き、煮付けとフルコースでおいしくいただいた。娘も自分で釣った魚はよく食べるのでうれしい。また娘と釣行したい。

<週刊つりニュース中部版 APC・鵜沢淳/TSURINEWS編>

▼この釣り船について:ともわ丸
子連れ船アジ釣行で本命31尾 娘が48cmギガアジを手中【ともわ丸】
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年1月31日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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