ワールドカップ2026の抽選の結果に対して、チュニジアの人々が見せた反応はかなり悲観的だ。チュニジアのメディアはグループFのメンバーが決まると「予想以上に難しいグループに入った」と嘆き、特に「日本が入ったことはネガティブな驚きだ」と報じた。
「オランダはもちろん恐れるべき強豪だ。だが日本は、チュニジア代表にとって最大の不安要素であり、不確実性が増す存在だ」
チュニジアのスポーツ報道サイト『Kawarji』はそう報じている。
またチュニジア国営テレビ『ERTT』のコメンテーターは「日本がチュニジアの決勝トーナメント進出を阻む最大の壁になるかもしれない」と言っている。
さらに『カルタゴ・プラス』紙は「日本はアジア予選で1位となった、現在急成長中のチーム。我々にとって人生をかけた試合となるだろう」と、少々大げさに論じている。
それも無理からぬ話だろう。ポット1から入ってきたオランダはヨーロッパの強豪国。勝利するには奇跡が必要だ。だが、ポット2のチームには勝てるかもしれないと考えていたチュニジアに、日本という存在が大きく立ちはだかったのだ。
抽選会後、チュニジアサッカー協会のモエズ・ナスリ会長はこうコメントしている。
「非常に難しいグループだ。
しかし、私たちにもチャンスはある。私たちは難しい戦いには慣れている。日本については今後、多くのことを学ぶことになるだろう。そして日本戦は、間違いなく私たちにとって最も重要な試合となるだろう」
チュニジアでは、2002年の日韓ワールドカップの日本戦を覚えている人も多い。日本が本大会でアフリカの国と対戦した数少ない試合のひとつだが、この時は2対0で日本が勝利している。この敗戦の記憶もチュニジア人にとって警戒心を抱かせる要因のひとつだろう。ましてや日本はあの時以上に強くなっている。
【テレビでは日本の試合を放送】
チュニジア代表は今年の2月から、かつての代表選手、サミ・トラベルシ監督が率いている。
ワールドカップアフリカ予選の結果は10試合で9勝1引き分け。
チュニジア代表は今後、モロッコで行なわれるアフリカネーションズカップに出場する。もしここでも早期敗退をするようであれば、トラベルシ監督のクビも危うくなるかもしれない。
そのトラベルシ監督は、日本と同じグループに入ったことについて次のように語っている。
「グループにヨーロッパの強豪が入ることはわかっていた。だがまさかアジア最強まで入るとは......」
彼は戦術面での懸念について率直に語った。
「オランダと日本、このふたつのチームは非常に危険なのだ。
そして監督はこれからの課題として、緊急に準備をする必要性を強調した。特に日本に対して――。
「オランダはよく知られている相手だが、日本は未知数だ。今後、数カ月で日本について調べ、多くの作業を行なう必要がある。そしてワールドカップまでに万全の準備をし、日本に驚かされないようにしないといけない」
トラベルシ監督は、日本との試合がチュニジアの運命を決定づける重要な試合になると結論づけた。
ただ日本を警戒するだけでなく、日本に大きなリスペクトを抱いていることも伝わってくる。チュニジアの新聞各紙は日本を「アジアの強豪」ではなく「アジア最強」と呼ぶ。
またSNSには、「ヨーロッパの主要リーグでは、いまや、チュニジア人よりも多くの日本人選手がプレーしている。これは、日本が大きな力と豊富な経験を持っていることを示している」「いや、2022年カタールワールドカップで、我々はデンマークに引き分け、優勝したフランスにも勝った。だから日本相手にだってきっと勝てるはずだ!」と、さまざまなファンの声が飛び交っている。
とにかく日本を知るために、多くのメディアが最近の日本の親善試合を紹介している。たとえば国営テレビ『ERTT』は抽選会の翌日の土曜日、スポーツ番組でさっそく先日の日本対ブラジル戦の日本のゴールシーンをクローズアップ。
チュニジアは日本戦を、グループリーグ突破のためには最も重要な試合になると位置づけている。

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