2026年に達成されそうな記録~投手編

 選手たちが節目の記録に到達すると、試合はいったん中断され、数字が刻まれたボードと花束が手渡される。この瞬間ばかりは敵味方の垣根を越え、達成した選手の努力と記録への敬意で、球場全体が祝福ムードに包まれる。

 ヤクルト・奥川恭伸は「数字を積み上げていく難しさ、大変さというのは、経験していくなかで痛感しました」と語り、こう続けた。

「ムネさん(村上宗隆)の通算200本塁打や、(山田)哲人さんの通算300本塁打もありましたけど、石山(泰稚)さんの通算100セーブ目の試合は印象に残っています。石山さんは100ホールドも記録していますし、もう想像もつかないですよ。ほかにも石川(雅規)さんの投球回(3165.1イニング)とか、目標にもできないというか、自分には遠すぎてわからない(笑)。そういう記録を達成している人たちは、本当にすごいと思います」

 2026年シーズン、どれだけの選手が節目の数字に近づき、達成するのか。まずは投手の記録から見てみたい。

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通算200勝
石川雅規(ヤクルト/残り12勝)

通算100勝
有原航平(日本ハム/残り2勝)
大野雄大(中日/残り3勝)
大瀬良大地(広島/残り6勝)

通算250セーブ
益田直也(ロッテ/残り2セーブ)
山﨑康晃(DeNA/残り18セーブ)
ライデル・マルティネス(巨人/残り38セーブ)

通算150セーブ
岩崎優(阪神/残り30セーブ)

通算100セーブ
大勢(巨人/残り19セーブ)

通算450ホールド
宮西尚生(日本ハム/残り26ホールド)

通算200ホールド
益田直也(ロッテ/残り26ホールド)
高梨雄平(巨人/残り37ホールド)

通算100ホールド
大勢(巨人/残り40ホールド)
山﨑康晃(DeNA/残り6ホールド)

通算1500奪三振
西勇輝(阪神/残り16奪三振)

通算1000奪三振
平野佳寿(オリックス/残り1奪三振)
有原航平(日本ハム/残り42奪三振)

通算800試合登板
益田直也(ロッテ/残り31試合)

通算600試合登板
石山泰稚(ヤクルト/残り31試合)
山﨑康晃(DeNA/残り37試合)

通算500試合登板
高梨雄平(巨人/残り51試合)

通算3000投球回
涌井秀章(中日/残り142.2イニング)

通算1500投球回
九里亜蓮(オリックス/残り75.2イニング)

通算1000投球回
柳裕也(中日/残り10.2イニング)
山﨑福也(日本ハム/残り60.1イニング)
床田寛樹(広島/残り70.2イニング)
石川柊太(ロッテ/残り74.2イニング)
小島和哉(ロッテ/残り76.1イニング)
戸郷翔征(巨人/残り99.1イニング)
山岡泰輔(オリックス/残り131.2イニング)
高梨裕稔(ヤクルト/残り146イニング)

 前出の奥川は、今シーズンでプロ7年目を迎える。これまでケガに泣かされ続けてきたが、2025年はシーズンを完走。通算4勝8敗と貯金はつくれなかったが、投球回は100イニングに到達した。

「2026年の目標は、規定投球回と2ケタ勝利です。そのためには"元気に大きく強く"ですね」

 これから積み重ねていくキャリアのなかで、到達したい数字について聞くと、「1000投球回って、どんな感じなんですかね」と言った。ここまでの奥川の通算投球回は243.2イニングだ。

「1年に100イニング投げれば10年ですか。いい感じですね。年ごとでは、規定投球回の到達がひとつの目標なので、(キャリアで到達したい数字は)通算1500イニングですね。2000は難しいです(笑)」

野手編につづく>>

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