この記事をまとめると
■Zeekrの新型ミニバン「MIX」がフロントスライドドアを採用した■過去にもフロントスライドドアを採用したクルマがあった
■スライドドアならではの省スペース性や利便性が高く評価されていた
中国製BEVミニバンに採用されたフロントスライドドア
2024年10月に発表された中国の吉利汽車が展開するプレミアムEVブランドである「Zeekr」が、新型ミニバン「MIX」を発表した。
このモデルは両側スライドドアを備えているだけでなく、フロントドアも前方にスライドして開き、センターピラーレスとしたことで大開口な両開きスライドドアを採用したことでも話題を集めた。
今まではスライドドアといえば後部ドアというイメージが強かったが、じつはこのMIX以前にもフロントスライドドアを採用していた車種は存在していたのだ。
スズキ・アルト スライドスリム
スズキのベーシック軽として、現在もラインアップに君臨しているアルト。その3代目モデルに設定されていたスライドスリムはフロントドアにいち早くスライドドアを採用したモデルとなっていた。
ドアを閉めた状態では通常の3ドアモデルのようにも見えるが、縦型のドアハンドルがドアミラー下に備わるのが大きな違いで、狭い場所でも気を遣うことなくドアの開閉ができるという美点があり、くるりと外側を向く回転ドライバーズシートと相まって無理のない乗り降りを実現していたのだ。
いずれのモデルのその利便性が高く評価されていた
トヨタ・ポルテ
当時のヴィッツ系のプラットホームを使用したトールワゴンスタイルのポルテもフロントスライドドアを採用したモデルのひとつ。ただ、運転席側は一般的なヒンジドアが備わっており、スライドドアが備わるのは助手席側のみ。
助手席側の前席はロングスライドを実現しており、低くフラットなフロアと大開口なスライドドアで乗降性が高いのが特徴で、コンパクトカーでありながら福祉車両として使用されることも多かった。
2012年には2代目へとフルモデルチェンジを果たし、新たに運転席側に後部ドアを設けて運転席側からの後部座席へのアクセス性を向上させたほか、兄弟車として「スペイド」も登場している。
プジョー1007
現在のプジョーの4桁モデルはクロスオーバーSUVとなっているが、初めて4桁の車名が与えられた1007は、両側スライドドアを備えた3ドアのトールワゴンとなっていた。
日本では2006年2月に販売がスタートした1007は、当時の207のようなツリ目のひと目でプジョーであることがわかるフロントマスクをもっていたが、全高が高められていたことでデフォルメされたような愛らしさももち合わせていた。
トランスミッションはクラッチレスマニュアルの2トロニックのみのラインアップとなっていたことでややユーザーを選ぶモデルではあったが、両側電動スライドドアの利便性は高く評価されていた。

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