この記事をまとめると
■鈴鹿サーキットではおもしろいお土産品が多数販売されている■2003年ごろからすべてのグッズは鈴鹿サーキットが開発している
■アスファルトシリーズはまるで本物のような見た目が話題となっている
記憶にも残る鈴鹿サーキットのお土産
モータースポーツ観戦だけじゃなく、遊園地やスパ、ホテル、夏にはプールもあって、子ども連れのファミリー旅行から学生旅行まで、多くの人たちに大人気の鈴鹿サーキット。園内にはあちこちにグッズショップがあり、お土産がたくさん並んでいるのですが、じつは鈴鹿サーキットならではのおもしろいお土産、粋なお土産がSNSでも話題となっています。すべて自社で開発された商品で、もともとは2003年ごろから「お客さまの記憶に残るような商品や、手渡すときにネタとしてコミュニケーションを楽しんでもらえるような商品を開発したい」という想いから、企画・開発がスタートしたそう。
まずは、本物と並べて置いても見わけがつかない(?)ほど似てるとSNSでバズりまくった、いまでも不動の人気No.1商品「タイヤカスさきいか」。
レース中に摩耗してちぎれたタイヤのカスが路面に残っているのを目にしたことがある人も多いと思いますが、そのタイヤカスをイカスミ味で表現したさきいかなんです。見た目のインパクトはもちろん、食べても美味しいということで、発売から5年で15万個も売れた大ヒット商品となりました。
続いて「アスファルトラスク」。いまでは鈴鹿のお土産といえばアスファルトシリーズ、という認知度の高さですが、その火付け役となったのがこの商品です。どこからどう見てもレーシングコースの路面にしか見えない、竹炭で真っ黒にしたラスクに砂糖をまぶしたお菓子となっています。

また、真っ黒ではなく少し茶色がかっていますが、「アスファルトチョコクランチ」も人気の商品。クランチやパフの1粒の大きさにまでこだわり、四角いカットを施してアスファルト感を演出しているチョコレートのお菓子です。
さらに、甘いものが苦手な人にも喜ばれるのが、「アスファルトせんべい」。こちらも竹炭を使って黒さを出し、特殊塗装によって白い石が多く含まれたレーシングコースのアスファルトを細部までリアルに再現している、イカスミ味のおせんべいとなっています。

ちょっと変わったところでは、グラベルの砂利を模した「万能調味料 鈴鹿のグラベルペッパー」なんてものもあります。黒胡椒とニンニクでグラベルを再現したアイディアに脱帽です。
また、バイク乗りの皆さんにも喜ばれそうなのが、レーシングオイルを模したパッケージがユニークな「モーターオイル&レッドゾーンシリーズ」。

ガレージに置いてあったら間違えてしまいそうな(?)、モーターオイルのパッケージの「モーターオイルカレー」と、小さな缶がかわいい「モーターオイルドロップス」。そしてどのくらい辛いのかチャレンジしたくなる(?)「レッドゾーンカレー」と「レッドゾーンソース」もあります。実際はほどよい辛さに仕上げてあるそうですが、インパクトがありますね。
ユニークなオリジナルグッズの登場に今後も期待
そのほか、食べ終わったあとも取っておきたくなるパッケージが素敵なお菓子も豊富に揃います。たとえば、タイヤとホイールを再現した「タイヤケース」のなかに、マーブルクッキーが入っている「タイヤケースマーブルクッキー」。しっかりとした入れ物が嬉しい「工具缶プリントクッキー」は4種類の絵柄がプリントされたクッキーがランダムに入っています。
また、子どもに喜ばれそうなのはレーシングカーを積載してくるトランスポーターのカタチをした箱にクッキーが入った、「トランスポータークッキー」もあります。

これらのお土産は、現地でいろいろと迷いながら選ぶのも楽しいですが、鈴鹿サーキットとモビリティリゾートもてぎの公式オンラインショップ「Mobility Station」で買えるものもありますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
お菓子や食品だけでなく、オリジナルグッズにもユニークなものがたくさんあります。とくにおすすめは、ほかでは売っていないマグネット式カーサイン。「安全運転中 鈴鹿サーキットではぶっちぎりです」と書かれたものなど、思わず笑ってしまいますよね。

我が家で実際に購入したのは、鈴鹿サーキットとモビリティリゾートもてぎで販売している、スパナスプーン&フォーク。ほどよい重みとサイズで使いやすく、子どもが成長したいまでも愛用しています。
また、あの手塚治虫さんがデザインしたというキャラクター、「コチラファミリー」のグッズはどれも可愛くて、ポシェットやカードケース、タオルなどたくさん活躍しています。

レース観戦にも遊びにもリフレッシュにも最適な鈴鹿サーキット。今後もユニークなオリジナルグッズの登場に期待しましょう。