この記事をまとめると
■オートメッセ2025が大盛況のうちに閉幕した■ワークが展示した「VS KF♯」を紹介
■2017年に生産終了した「VS KF」の復刻版だ
レトロモダンなスポーツカーにぴったり
2月7日(金)から9日(日)までインテックス大阪で開催され、大盛況のうちに会期を終えた、西日本最大級のカスタムカーショー「第28回大阪オートメッセ2025」。
ホイールメーカー・ワークのブースでは、2025年の新作が中央奥に勢揃い。
だが、とくに多くの来場者から注目を集めていたのは、やはりRZ34型現行フェアレディZに装着された新作ホイール「VS KF♯」(ブイエス・ケーエフシャープ)だろう。
この彫りの深い5スポークデザインがスポーティで迫力ある鋳造3ピースホイールは、2017年に惜しまれつつも生産終了した「VS KF」の復刻版といえるもの。しかし、ただ再生産したものではない。
デザイン面では、スポーク外側に稜線を一本追加することでエッジを立たせ、より力強く立体的な造形に。また、センターキャップのエンブレムを、クロームメッキからゴールドメッキに変更し、高級感を高めている。
機能面やサイズ展開においても、近年の新車のトレンドを踏まえ、細部がアップデートされている。
スポークの裏側は、近年のビッグキャリパー(対向ピストンブレーキキャリパー)を装着した車両でも干渉しないよう、逃げの形状を変更。車両重量の増加にも合わせ、全サイズでトヨタ・アルファード/ヴェルファイアに対応できる耐荷重720kgに設計している。なお「VS KF♯」は18、19、20、21インチのサイズを設定するが、このうち21インチの耐荷重は840kgと、さらに余裕をもたせ、スポーツカーからセダン、SUV、ミニバンまで、幅広い車種に装着できるようにしているのだ。
設定されるメインカラーはブリリアントシルバーブラックとライトグレイッシュシルバーの2種類。「カスタムオーダープラン」では、標準のバフアルマイトリムから、ブロンズアルマイトリム、マットブロンズアルマイトリム、ブラックアルマイトリム、マットブラックアルマイトリム、ブラッシュドリムのいずれかへと変更できる。
結果として全面的に設計変更された、だが懐かしさを感じさせる、最新のアルミホイール「VS KF♯」。RZ34のようにレトロモダンなスタイルのスポーツカーにはとくに似合う、逸品の一つではないだろうか。

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