この記事をまとめると
■三菱デリカミニのCMに登場するデリカミニの化身「デリ丸。」■2024年11月に全国47都道府県の名物とコラボした「ご当地デリ丸。」が登場した
■「デリ丸。」の被りものが都道府県によって異なる
グッズ展開するほど大人気のデリカミニの化身「デリ丸。」
三菱デリカミニのCMで俳優の水川あさみさんと共演し、「かわいいっていうな」のひと言で見るひとをキュンキュンさせた「 デリ丸。」。デリカミニのボディカラーにも似た、ブリティッシュグリーンのような渋めのグリーンに大きな丸い目、ギザギザの歯がちょっとヤンチャなかわいさを醸しだし、タレた耳が一見すると犬のようですが、三菱の公式見解としては「デリカミニの化身」だという、いまや大人気のキャラクターです。じつは、デリカミニのフロントマスクのデザインと似ているところがチラホラあるんですよね。
当初は無料のLINEスタンプが配信されたり、2023年のジャパンモビリティショーで大小のぬいぐるみ、トートバッグなどのグッズが販売されて、行列ができる人気となっており、その後も冬バージョンのデリ丸。や白デリ丸。、黒デリ丸。など、バリエーションを増やしてきたのですが……。なんと2024年11月に、デリ丸。が全国を旅して気に入ったその土地の名物になりきる! という斬新な企画(?)が実現。全国47都道府県の「ご当地デリ丸。」が登場して話題沸騰となりました。
これは、デリ丸。のサイズのなかでもいちばん小さな「てのりデリ丸。」が、さまざまな名物のかぶりものを被った姿になっており、またまたキュンキュンするほどかわいい! しかも、47都道府県の名物を見ていくと、「えっ、それ?」と笑ってしまうものから、なるほどと納得するものまでさまざま。どれにしようか悩みつつ、全部コレクションしたくなってしまいます。
ではご当地デリ丸。を北からご紹介していくと、まず北海道は「ひぐま」。

日本海側へまわっていくと、ちょっとユニークな姿が続きます。新潟は「米俵」、富山は「黒部ダム」、石川は「雪吊り」。

被りもののなかには動物や食べものがある
関東エリアでは、なるほどと納得の名物が多いかもしれません。茨城の「納豆」、栃木の「いちご」、千葉の「落花生」に東京の「東京タワー」。東京タワーがなぜかサンタクロースの帽子に見えなくもないのはご愛嬌です。ただ、ナゾなのは埼玉の「サイ」? 神奈川の「カモメ」? しかもサイはサッカーボールをのせており、浦和レッズの本拠地でもある埼玉がサッカー王国であるというメッセージを感じます。

そして山梨の「ぶどう」と長野の「せいろそば」、静岡の「お茶」、愛知の「しゃちほこ」も納得でしょうか。三重の「伊勢海老」、大阪の「たこ焼き」、兵庫の「玉ねぎ」というグルメシリーズに続き、滋賀の「忍者」、京都の「舞妓」、奈良の「鹿」、和歌山の「パンダ」がこれまたなりきっていてかわいいです。鳥取の「カニ」、岡山の「桃」、山口の「ふぐ」も安定のかわいさですが、島根の「どじょうすくい」と広島の「もみじ饅頭」はちょっとプププと笑ってしまう癒し系かもしれません。

さらに、香川の「讃岐うどん」、愛媛の「みかん」、高知の「カツオ」に続き、面白いのは徳島の「すだち」。なんと阿波踊りの小さなちょうちんがぶら下がっているではないですか。芸が細かいですね。

この「ご当地デリ丸。」はオンラインストアでも販売されており、かぶりもの単品と、てのりデリ丸。とのセットでの販売があります。かぶりものだけを集めて、その日の気分で着せ替えるのも楽しそうですね。我が家も家族の地元を買い足そうかと思案中です。これからもどんどん増えそうなデリ丸。のシリーズ展開に期待しましょう。