現在では3ナンバーでも大きく税金が上がらない
日本の乗用車には大きく分けて「5ナンバー(7ナンバー)」と「3ナンバー」という2種類の規格が存在する。この2つの違いは排気量、もしくはボディサイズであり、排気量が2000cc、もしくは、全長4700mm、全幅1700mm、全高2000mmを1つでも超えると3ナンバーとなる。
昭和のころは3ナンバーになると税金が一気に跳ね上がり、3ナンバー=お金持ちのクルマという図式が成り立っていたが、現在はそこまで大きく税金が上がることもないからか3ナンバー車が増えつつある。
特に今まで日本仕様は頑なに5ナンバーサイズを守ってきたトヨタ・カローラまでもが、昨年登場した12代目からは3ナンバーサイズとなったのには衝撃を受けた人も多かったのではないだろうか。
ボディサイズを拡大するのは乗員へのダメージを最小限にするため
言うまでもないが、クルマのボディサイズが大型化したからと言って、道が急に広くなるわけではない。新たに作られる幹線道路などは広い道幅を採ることも不可能ではないかもしれないが、すでに存在している道、特に住宅地のように左右にすでに家が存在しているような状況では道路の拡張はほぼ不可能と言えるだろう。それでもなお、なぜ自動車メーカーが3ナンバー化を推し進めるのだろうか?
じつはこれには衝突時の乗員保護という至上命題が大きく関係している。国が定める基準もどんどん厳格化されており、これをクリアするために日夜努力が重ねられている。多くの車種に衝突被害軽減ブレーキなど、先進安全装備が標準化されているのもこの一環である。
しかし、予防安全(アクティブセーフティ)がいくら充実したところで、衝突安全(パッシブセーフティ)が進化しなければ真の安全には程遠い。当たらなければどうということはない、と考える人もいるかもしれないが、相手側から突っ込んで来られては防ぎようがないのだ。
そのため、万が一衝突してしまったときでも乗員へのダメージを最小限にするために、ボディサイズを拡大しているというのが、3ナンバー化が進む一番の理由なのである。

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