エンジンのダウンサイジング化は今後も加速しそうだ
従来よりも排気量が小さくて燃費や排出ガスを抑え、高効率ターボ過給により出力を補うダウンサイジングターボ。世界の主流エンジンとなってすでに久しく、多段化されたATとの組み合わせにより、小さい排気量とは思えない優れた動力性能を発揮する。
フェラーリやポルシェなどスーパースポーツ級でさえ、ダウンサイジング化が進むようになった。
乗ってみると、いずれのダウンサイジングエンジンも走りっぷりに不満はなく、高度なテクノロジーに感心させられるばかりだ。高速道路で粛々と巡航すれば、車格からは信じられない低燃費が出せたりもする。「大排気量=偉い」というヒエラルキーもほぼなくなり、エンジンのダウンサイジング化は、今後も進むことになるのだろう。
しかし、普通に速くてエコならば、もう大排気量エンジンは必要ないのか? と言われれば、そんなことはないと答える人が少なくないのも事実。性能的、実用的には不満がなかったとしても、やはり人間の五感にうったえる部分の性能や官能性においては、ダウンサイジングエンジンにまだ課題アリと感じさせる場面が多々ある。
とくに高級サルーンやSUVなど、車格や車重が大きなクルマのダウンサイジングエンジン車に乗ると、必要にして十分ながら何か物足りない、どこかケチくさい、などと感じてしまうのだ。
排気量が大きい方が贅沢で豊かな気分に浸れる
走りに過不足はないのでストレスを感じることもなく、これでヨシと思いながら十分幸せなカーライフが送れるものの、ダウンサイジング系エンジン搭載車から、そうではないエンジンを積んだクルマに乗り換えると、ハッと気づかされる。常に大きな排気量を自然に吸い込んで燃やすエンジンの心地良さ、あるいは大きな排気量をさらに過給して得られるトルクの魅力を思い出してしまうのだ。
フルに動力性能を発揮させたときの炸裂感も、排気量が大きいとより圧倒的だ。今でも人の感性は、クルマの排気量はそれなりに大きな方が、より贅沢で豊かな気分に浸れるものなのである。
4リッターぐらいのV8がエンジンのスタンダードとする感覚のアメリカでも、売れ筋モデルにはダウンサイジングエンジンを用意するのが当たり前になっているが、だからと言って従来のデカイエンジンも駆逐されることなく存続し、多くの人から支持されている。
カマロやマスタングなどのスペシャルティカーでは2リッター4気筒が用意されるものの、アメリカ車の最強スポーツカーたるコルベットは最新のC8型でもダウンサイジングは用意せず、6.2リッターのV8エンジンで勝負している。エンジンの搭載位置は変えてもエンジンそのもののキャラは変えなかった。カマロやマスタングでも、4気筒とV8を乗り比べると「らしさ」が満喫できるのは間違いなくV8の方だ。
地球温暖化の問題がさらに深刻化すると、もはや気持ち良さとか官能性といった部分は諦めざるを得なくなる風潮が加速するだろう。もしかすると大排気量エンジンを楽しめるのは今の時代が最後になるかも知れないので、乗れる人は乗れるうちに味わっていただきたい。

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