細かい規格や製品について記されている
洗車のときや、運転中などでふと目にするのが、ガラスに入っている刻印。よく見ると、すべてのガラスに入っているのだが、ほとんどその意味がわからなかったりする。
まず一番わかりやすいのが、自動車メーカーのロゴ。これはメーカーの純正品であることを表していて、ないものもある。純正社外品というやつで、作っているメーカーは同じで、ロゴが入っているか否かだけの問題なので、交換するときはこだわらなければ、自動車メーカーのロゴがないだけで安くなる。また違うメーカーで同じクルマをOEM供給する場合も、紛らわしくなるのでない純正でもない場合もある。
そのほか、わかりやすいのがガラスメーカーのロゴで、現在国産ではAGC(旧旭硝子)、日本板ガラス、セントラルガラスの3社しかないので、これのどれかが付いている。またJISはガラスに限らずお馴染みで、これは日本工業規格のこと。欧州の規格はEで数字を付けて国もわかるようになっている。中国はCCCで、それぞれの規格をパスしていればこの印も付く。
DOTはアメリカの運輸省の登録番号で、AGCがDOT20、日本板硝子がDOT23、セントラルガラスはDOT44というように、メーカー固有のものとなっている。アメリカの規格はANSIマークと言い、AS1がフロントガラス、AS2がそれ以外。
ガラス自体を表すものとしては、Lは合わせガラスのことで、Tは強化ガラスのことで、別途入っている商品名もLAMISAFEなど、合わせか強化がイメージしやすいものとなっている。最近では紫外線カット機能をもったガラスも多いが、UVなど表示される。
さらにあまり知られていないのが製造年月で、よく見ると製品名やメーカー名のまわりに「・」がいくつかあるが、この位置で表している。ただし、暗号みたいなもので、メーカーによっても違うので、詳しい紹介は割愛させていただく。
ここまでは知っているとありがたい、うんちく的なものだが、実際に割れたときに発注するのに重要な記号がMナンバーと呼ばれるもの。M314などと表記されるもので、メーカーによって意味が違うが、たとえば3は板厚で3mm、1は色でグリーン。4は合わせガラスを表していたりする。種類はじつはかなり多くて、発注するときは車種以外に、ガラスメーカー名、Mナンバー、合わせか強化かを伝えて行なう。
細かい規格や製品について記していることはわかったが、メーカーによって微妙に異なるため、その違いを知っていないといけないというのはガラスの面白いところでもある。

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