純正オプションは豊富に用意されている!

あおり運転対策や事故時の証拠など、ドライブレコーダーは今や必需品と言ってもいい。装着率は国土交通省が行ったものでは45.9%(2019年)で、損害保険会社のものだと、31.9%(2020年ソニー損保調べ)と開きはあるものの、用品としては高い数字だろう。



個々の製品を見てみると、画質やレンズの画角、本体のサイズなど、性能も価格も幅広く、電装品メーカーから社外品が多くリリースされているし、純正オプションとしても豊富に用意されている。



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そこで不思議に思うのが、なぜ最初から車体に組み込まないかということ。少なくともメーカーオプションにすれば、安全装備でカメラはあちこちに付いているし、後方についてはデジタルミラーの画像を流用すればいい気がする。装着率が高ければ、商売的にもオイシイと思うのだが。



まったく皆無というわけではなく、今のところ、ハリアーに標準装備されてはいる。この開発担当者に聞くと「安全装備などの画像を流用しているわけではなく、別でカメラを装着しています」とのこと。だから、あくまでも名称は「デジタルインナーミラー(前後方録画機能付き)」ということになる。



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性能的にはまったく遜色なくて、GPSや速度の情報も記録されるというなかなかのもの。ただ、一般的に広まっている音声録音機能が付いていない点については「いろいろなお客様がいらっしゃるので」と、歯切れの悪い答えが返ってきた。結局はすべての人が記録するのは大歓迎、というわけでもなく、クルマの用途によっては困ることもあるということだろう。



また、別のメーカーの用品担当に聞いたところでは、「ディーラーオプションの稼ぎ頭でもあるので、最初からクルマに組み込んでしまうと販売現場から反発もある」という声もあった。そもそも付けるのは簡単だし、サイズもかなりコンパクトなので後付けしてもスマートだ。

大層にラインで装着するほどのものでもないと言ったら失礼かもしれないが、欲しい人だけ納車時、または買ってから用品店などで付ければいいのは確かだ。

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