
車選びで重視する部分は、人それぞれ異なります。しかし、内装はどのような車を選ぶにしても必ずチェックしておきたい部分といえます。
ここでは、スズキのコンパクトカー「スイフト」の内装についてご紹介します。
- スイフトの内装はドライバーと車との一体感を表現したデザインを採用
- 最上位グレードの「HYBRID MZ」には「ディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機」が標準装備
- 荷室は定員乗車時でも最大265Lの容量を確保
スイフトの室内空間の特徴
現行型のスイフトの室内サイズは室内長1,905mm、室内幅1,425mm、室内高1,225mmです。取り立てて広い、というわけではありませんが、5ナンバーサイズのハッチバックとしては十分でしょう。
スイフトは走りの良さに定評のあるモデルであり、インテリアデザインはインパネとドアトリムをつなげることで、ドライバーと車の一体感を表現しています。また、インパネのミドル形状を浮遊感のあるスタイルとすることで軽快さや先進性を表現。最新モデルであることを感じさせてくれます。
インテリアカラーはブラックがベースで、シンプルで落ち着いた雰囲気です。
スイフトのグレードごとのインテリアデザインと快適装備
ここからは、スイフトの内装について、グレードによる違いと、どのような快適装備が搭載されているのかについて見ていきましょう。
スイフトで最も安いエントリーグレードであるガソリン車の「XG」では、加飾類はほとんど使用されず、すっきりとした印象です。
出典:
マイルドハイブリッドシステムを搭載する「HYBRID MX」になると、サテンダークシルバーのインパネオーナメントやドアガーニッシュ、コンソールオーナメントが追加され、室内にスポーティーさと上質さが加わります。
また、エアコンがフルオートエアコンになり、メッキノブになるのもポイントです。

最上位グレードの「HYBRID MZ」では、ステアリングホイールが本革巻きになり、シルバーのステアリングガーニッシュとシルバーステッチがあしらわれます。また、指先で素早いシフト操作が可能なマニュアルモード付きのパドルシフトも備わるので、スポーティーな走りが楽しめるのも特筆ポイントでしょう。
シートは「HYBRID MX」のCVT車と同じく、シルバーステッチ付きのメランジグレー&ブラックのシートです。

助手席前のグローブボックスは、車検証や取扱説明書などの書類を入れても余裕があります。
センターコンソールトレー

フロントシート用のドリンクホルダーは、センターコンソールに用意されています。
センターコンソールドリンクホルダー(リア1個)

ドアポケットにはペットボトルを保管できるスペースもあります。
リアドアペットボトルホルダー(両側)

スイフトの荷室は定員5名が乗車している状態であっても最大265Lの容量を確保しており、小サイズのスーツケースであれば2個収納できます。
また、先代モデルよりも荷室幅を拡大したことに加え、荷室開口の地上高を低くし、さらに開口高を拡大しているので荷物が積み込みやすく、使い勝手が向上しているのはうれしいポイントでしょう。
出典:スズキ「スイフト」室内空間
後席をすべて倒せばさらにゆとりのある荷室スペースが確保できることはもちろん、6:4分割可倒式のリアシートを採用しているので、片側のみを倒して長尺物を積載することも可能です。
使い勝手の良い荷室を備えたスイフト
スイフトは使い勝手の良い荷室を備え、日常生活においての利便性を確保しながらも走る楽しさを味わえる、バランスのとれた1台です。ドライバーが車との一体感を感じられるインテリアも魅力的です。
車のインテリアデザインや収納などの内装は快適性や利便性を左右するので、車選びの際には細かい部分までよく確認することをおすすめします。
よくある質問
Q1:スイフトの内装の特徴は?
A:現行型のスイフトでは、インパネとドアトリムをつなげることで、ドライバーと車の一体感を演出しています。また、インパネミドルエリアは浮遊感のある形状とすることで軽快さ、先進性を表現しているのも特徴です。
Q2:スイフトの荷室は荷物がたくさん積める?
A:スイフトは定員5人が乗車した状態でも最大265Lの荷室容量を確保しており、小サイズのスーツケースであれば2個積載できます。また、先代よりも荷室開口地上高を下げていることに加え、開口高を拡大、さらに荷室幅を広げて使い勝手を向上させているのもポイントです。
※この記事は2024年2月時点の情報で制作しています