航空自衛隊の練習機が墜落した愛知県犬山市の入鹿池では、男性隊員2人の捜索活動が続いています。
自衛隊は夜通し捜索していて、15日午前9時からは警察や消防も再び加わり、2人の行方を探しています。

墜落した自衛隊機は、宮崎県の航空自衛隊・新田原基地に所属するTー4練習機です。14日午後3時すぎに愛知県の小牧基地を離陸した直後、レーダーに映らなくなり、犬山市の入鹿池付近に墜落しました。
機体は36年前に製造されたもので、飛行前の点検では異常は確認されていませんでした。現場では機体の一部や、隊員のヘルメットなどの持ち物が見つかったということです。

朝早くから自衛隊員が6人1組でボートに乗って往復し、機体の一部とみられる長さ1メートルから1.5メートルほどの破片を繰り返し引き上げています。このあたりは釣りなどのボートを貸す店がある場所ですが、14日から規制線が張られ、男性隊員2人の捜索にあたる自衛隊や消防、警察の車両が並んでいます。
このあと自衛隊のダイバーによる水中の捜索も行われます。




















