きょう未明、三重県松阪市で10代の男女3人が乗った乗用車が住宅に突っ込み、このうち19歳の女性が死亡しました。
雨戸はひしゃげ、柱がバラバラになるなど、住宅にはまるで爆発が起きたような被害が出ました。
(中道陸平記者)
「事故が起きたのは住宅街にある直線道路で、ブレーキ痕をみるとハンドルを右に切って住宅に突っ込んでいったことがわかります」

乗用車が住宅に突っ込んだのは、午前3時を過ぎた三重県松阪市の市道で、乗用車に乗っていた男女3人のうち、後部座席に乗っていた名古屋市名東区の大学生・高木七星さん(19)が全身を強く打って死亡しました。
このほか18歳の男性2人もけがをしましたが、意識はあるということです。また、事故当時この家の住人は外出中で、けが人はいませんでした。


(現場近くの住民)
「急ブレーキの音がキュッと鳴って、その後に爆発音みたいな。今まで聞いたことない音で破裂するような…」
住宅の被害状況や事故を起こした乗用車のタイヤが外れていたことなどから、警察は、乗用車が制限速度の30キロを大幅に超えるスピードを出していたとみて引き続き事故原因などを調べています。









