岐阜県中津川市で秋の味覚、「栗きんとん」の製造がきょうから始まりました。
160年以上の歴史をもつ和菓子店・川上屋の「栗きんとん」は、ふかした栗に砂糖などを加えて炊き上げ、茶巾で丁寧に包んで仕上げていきます。

ことしは栗の仕入れ先の熊本県が、大雨や暑さに見舞われ収穫の遅れはあったものの、例年と同じ約600キロの栗を入荷し、きょう一日で5000個ほどの「栗きんとん」が作られました。店頭では1つ291円でさっそく販売も始まりました。

(三重から)「きのう来たが発売がきょうと聞いて出直してきた」
(大阪から)「初めて。栗をつぶして、きんとんになっているのは、おいしい」
川上屋の「栗きんとん」は、来月からは愛知や東京の百貨店でも販売される予定です。

