三重県尾鷲市は、市内初となる「津波避難タワー」を設置します。
尾鷲市は南海トラフ巨大地震が発生した際、最短3分で津波が到達し、最大の高さは17メートルと想定されています。
市は津波への対策として、市内で初めてとなる「津波避難タワー」を市街地の中井地区と矢浜地区にそれぞれ設置する計画です。
2つの地区は、いずれも近くに高台などがなく、津波の際に一時避難が困難とされています。市の計画では、いずれの避難タワーも2階建てで約300人を受け入れられるということです。
市は整備費用として、きのう始まった市議会に1億5300万円の補正予算案を提出しています。



