岐阜県飛騨市の住宅に放火した疑いで3人が逮捕された事件で、元保険調査員の男らがメンバーを入れ替えながら、全国で保険金目当ての放火を繰り返していたとみられることがわかりました。
けさ送検された、元保険調査員の深町優将容疑者(54)と静岡県伊東市の会社員・稲葉一夫容疑者(67)、それに弟の寛容疑者(57)の3人は2022年8月、共謀し飛騨市神岡町の木造住宅に火を付け、全焼させた疑いがもたれています。
登記簿などによりますとこの住宅は築50年以上で、火事の3か月前に兄の一夫容疑者が取得したもので、出火当時はリフォーム中で無人だったということです。


弟の寛容疑者と深町容疑者は、別の男らとともにおととし、岡山と青森の住宅に放火し、保険金をだまし取るなどした罪ですでに起訴されていて、警察は深町容疑者らがメンバーを入れ替えながら保険金目的の放火を全国で繰り返していたとみて調べています。







