9月18日、名古屋の西尾さん一家を訪ねました。おばあちゃんの家で一緒に晩御飯です。
14歳の「琉煌くん」から9か月の「琉姫ちゃん」まで、子ども6人の大家族です!昨夜はおばあちゃん一家とあわせて11人での晩御飯。
土木関係の会社を経営する父・優也さん(33歳)と母の怜奈さん(31歳)。長引く物価高はもちろん悩みタネです。
(母・西尾怜奈さん)
「光熱費・食費・ガソリン代も困っている」
Q.月に2万円の給付金制度か長期的な減税かどっちがいいですか?
「給付金…お金は今すぐ欲しいけど、長期的に考えるとやっぱり税金が安くなってくれた方がありがたいかな。子どもが大きくなると、お金もどんどんかかってくるようになるし、(税金が)少しでも下がってくれたら助かる」

節約の為に半額シールを狙って買い物に…
参院選からおよそ2か月。各党の提示した物価高対策が厳しい家計を救ってくれるといいのですが…。
(怜奈さん)
「食材が一番高いかも。月に6万、7万とか」
Q.一番上の子は中学生?
「そう、めっちゃ食べるから、食費もかかるようになってきて」
Q.食費が高い中で、どうやって節約している?
「夜のスーパーに行って、半額のシールを狙って買いに行く」

買い出しは概ね週に3回。毎回家族8人全員で出かけます。そのメリットは?
(怜奈さん)
「値下げシールとかすぐ見つけてくれる」
みんなで楽しく節約生活!さあ、スーパーに到着です。まずは…
(怜奈さん)
「お肉コーナーから見ます。あっち見よう、いつも安いから。プルコギ!こういうのを買っています。

値引き商品で節約買い物…会計約5000円ほどに
鋭いまなざしで値引き商品を見定める母・怜奈さん。その一方で…
(父・優也さん)
「遊んでます。料理作るわけじゃないので」
Q.作らないから静かにしている?
「言われたものだけ取りに行く」
Q.運転もして?
「ドライバーです」

近々食べる「焼きそば」の食材を揃えるのも大事なミッション。
(怜奈さん)
「とにかく量なので、モヤシでかさ増しです。あと何がない?焼きそば…肉はあるから…あとモヤし入れて…ニンジンはある?」
Q.(お菓子)それも安いですか?
「他の店だと280円とかしたりする。枚数も入っているからみんなで分けっこして」
(長男・琉煌くん)「お茶」
(怜奈さん)「お茶?なんでお茶いるの?お茶いらないよ!(納豆)これいくら?」
(長女・來姫ちゃん)「86円」
(怜奈さん)「安くなっていた?」
Q.(パン)半額?
(怜奈さん)「半額です。84円。これを朝ごはんにしています」
(琉煌くん)「チンしたらおいしくない?」
(怜奈さん)「これいいよ。これオッケー。
ドタバタと1時間ほどかけて買い物終了!お値段は約5000円。そして、帰宅かと思いきや…


2~3日分で約8000円…節約しないとキツイ
(怜奈さん)
「もう1店舗いいですか?ハシゴ」
Q.次どこに行きますか?
「ドン・キホーテです」
Q.足りなかったですか?
「洗剤とかが安かったりするから。何か安いものがあれば買っておきたい」
洗剤など日用品の値引きを期待して、ドン・キホーテへ!
オムツがはずせない子や、やんちゃざかりの子まで日用品も常にお買い得なものを狙う日々。きのうは2店舗であわせて約8000円の買い物でした。

これで何日しのげるのか?
(怜奈さん)
「2~3日かな。3日くらいしかもたない」
Q.夏休みの食費はどうだった?
「夏休みは本当に大変でした。(子どもたちの)お昼ご飯もかかるから、めっちゃお金使いました。9月は夏休み終わったばかりだから特に節約しなきゃ」
Q.これからも節約し続けないといけない?
「節約したいです。キツイです」

