三重県熊野市の世界遺産「花の窟神社」で、10月行われる神事に使うお綱作りが行われました。
花の窟神社は日本書紀にも登場する日本最古の神社と言われ、毎年2月と10月に長さおよそ170メートルの「お綱」を御神体である巨大な岩と御神木にわたし、五穀豊穣を祈る「お綱掛け神事」が行われます。

21日は朝から神事に使う「お綱」づくりが行われ、地元の人たちおよそ80人が稲わらをキネでたたいて柔らかくする「わら打ち」や、「編み込み作業」などを分担して進めていきました。

「お綱」は21日に全部で7本作られることになっていて、10月2日に行われる神事の前日にひとつに束ねられます。