今月12日の大雨で274台の車が水に浸かった三重県四日市市の地下駐車場を、初めて市長が視察し、速やかな復旧を支援すると、改めて述べました。
四日市市中心部にある「くすの木パーキング」は、今月12日の記録的な大雨で地下2階が完全に浸水するなどし、合わせて274台の車が水に浸かりました。
この駐車場の運営会社に出資する四日市市の森智広市長は、21日午後2時頃から、初めて現場を訪れ、被害の状況を確認しました。

(森市長)「想像以上でした」「本市としましても都市機能として重要。できる限り早急な復旧を」
森市長は運営会社と国交省が前面に立って対応すべきと話した一方、すでに設置している市のプロジェクトチームで速やかな復旧を支援すると改めて述べました。

(記者)「こちらが四日市市が提供した照明器具です。あすから車の所有者による車両確認が行われます」
停電が続く地下駐車場には、21日朝から投光器が23台設置されました。
市によりますと、すでに全体の9割近い242台の所有者が特定されていて、22日から所有者による車両の確認が行われます。