岐阜県多治見市の飲食店の弁当を食べた21人が吐き気などの症状を訴え、県の保健所は食中毒と断定し、この店を営業禁止処分にしました。
吐き気や下痢などの食中毒の症状を訴えたのは、多治見市の飲食店「宝弁当」が、今月18日と19日に調理・提供した仕出し弁当を食べた男女21人です。
岐阜県によりますと、入院した人はおらず、全員快方に向かっているということです。症状を訴えた人を診察した医師から、食中毒の届け出があったことを受け、県の保健所は、仕出し弁当が原因とする食中毒と断定し、この店を27日付けで営業禁止処分としました。
この店が今月18日から19日にかけて提供した仕出し弁当は522食で、保健所は患者数が増える可能性があるとして引き続き調査しています。