子どもの日記やボロボロの布もお金になる!? 昭和のおもちゃが驚きの価格に 年末の大掃除前に必見 出張買い取りに密着

約40年前のキャラクター玩具や、ほぼガラクタにしか見えない錆び付いた自転車の子ども用の椅子。昭和の懐かしいおもちゃや古いマンガ、子どもが書いた日記も!?

年末の大掃除前に必見。

この日は、岐阜県の谷汲にある廃業した、お土産店兼住居だったお宅からの依頼。

（依頼者）
「この家を解体しないといけないと思っていた。解体する前に買い取りをお願いすることに。当時、お土産を売っていたので、その在庫が残っている。残置物が家のなかにある」

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約40年前の大人気キャラクター玩具が続々と…

まずは一通り家の中を見ながら、買い取れそうなものを探します。すると…　

（辰野さん）
「これはいい。このレカロのシート2～3万円で買える」

見つけたのは、約30年前に製造されたドイツ製の自動車用シート。当時は車につけずにソファ感覚で購入する若者もいたそう。

（辰野さん）
「だいぶ散らかってはいるけど買える物がたくさんある」

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そして、お土産店だからこその残置物に辰野さんいきなりテンションMAX！

（辰野さん）
「あっ！これは桂三枝師匠のソフビが入っている（オモチャ）、これすごい。デッドストックで8個ある」

「初期のエポック社の…これは大当たり。

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ボロボロの布やカーテンレールはいくらになる？

2階にも残置物が山ほど。そんな中から「ウソでしょ！」と思える物を買い取り。

（辰野さん）
「このビンも買える。戦前の古いビン」
Q.どうみてもゴミにしか…
「買える。この布も買える。藍染の布って人気がある」

試しに広げてみるとボロボロ。藍染めとはいえどもゴミ同然なんです。しかし…

（辰野さん）
「これはマジで買える。しかも刺し子している」

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目を疑うような買い取り品の数々。

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壊れていてもパーツで売れる!

さらに、壊れてバラバラのプラモデルも。なぜこんなものにも値段が？

（辰野さん）
「コレクターがいるのと、コレクターでもパーツを探している。パーツで売れる」

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オモチャなどは壊れていても残っている部分がパーツで売れるから、買い取るんだそうです。

（辰野さん）
「こんなゴミって謙遜するお客さんもいる。ボクらからしたら宝物」

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“子どもの日記帳”を2000円で買い取ったことも…

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岐阜県羽島市にある辰野さんの拠点には、これまで買い取ったものがズラリと並んでいるんです。レアなオモチャから捨てられて当然というものまで。その数、数十万点。

例えば、30年以上も前に子どもが綴った日記帳。

（辰野さん）
「これは2000円で買い取った。ひとつの小説を読んでいるかのような、まとまりが凄く良い。

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なんと、日記だけを集めているコレクターが！

（辰野さん）
「内容が良ければ3万円4万円出しても買う」

他にも段ボールコレクターや食品パッケージのコレクターなど、様々なジャンルのコレクターが存在するそうです。

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錆びた椅子もアンティーク品として買い取り

驚くような物はまだまだ…

（辰野さん）
「自転車の子どもが乗っていた椅子。この鉄のサビがいい」

自転車の前に付ける子ども用の椅子。ほぼガラクタと思えるものなのに…

（辰野さん）
「これが1000円」

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一体どんな使い道が？

（辰野さん）
「庭に置いて、この上に植木鉢。これを椅子として使わない」

自転車の子ども用の椅子としては買い取らず、様々な使い道を想定したアンティーク品として買い取るそう。

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約40年前のオモチャ…買い取り価格は？

そしていよいよ、約40年前の大人気アニメ＆ゲームのキャラクター玩具。その買い取り価格が…

（辰野さん）
「26万円。これ（ゲームキャラクターが）が5万×3」

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大人気ゲームのキャラクター玩具が3個で15万円。そして、大人気アニメのフィギュアや桂三枝がキャラクターになったオモチャなどを合わせると、その金額は30万円！依頼者も…

（依頼者）
「ビックリ。プラスチックのゴミでポンポンと捨てられていた。そういう運命だったと思う」

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買い取られた物は｢約30項目300点以上｣

このあとも、売れ残ったボロボロの丸型物干しがまとめて2000円。ボードゲームもまとめて4000円。そして、パーツで売れるというバラバラだったプラモデルは100円。

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（辰野さん）
「塵も積もれば…なので。捨てる前に見せてほしい。お金を捨てているのと一緒なので」

今回、捨てられずに買い取られた残置物。大まかに分類すると30項目、数にすると300点以上。

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合計金額はいくらに？

その合計買い取り金額は…なんと43万5000円！依頼者も驚きを隠せません。

（依頼者）
「普通ゴミはお金を出して廃棄処分。私たちの知らない世界。また次の人に渡っていけば、それで生きていくのかなと。ゴミになってしまえばそれで終わり」

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捨ててしまうようなものを迷わず買い取る。他から見れば信じられない光景ですが、なぜそんな仕事を続けているのか…

（辰野さん）
「やっぱり好きなのと楽しい。忘れ去られた物がもう一回脚光を浴びる。そこにやりがいを感じたりする」
Q.お客さんがビックリする顔も見たい？
「見たいし、ビックリさせたいがために探している時もある」

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