正月休みが終わった今、“あけおめ退職”が増えているようです。

多くの人が仕事始めを迎えた今週。

商売繁盛の神を祀る東京・神田明神には、早朝からビジネスマンたちが次々と詰めかけ、更なる飛躍を誓いました。

しかし、中には「気分は最悪です。もっと休みたかったなと思って」「ちょっと社会復帰できるかなっていう感じですね」と話す人も。 

正月明けに急増 “あけおめ退職” 退職代行サービスの依頼は「...の画像はこちら >>

実は、仕事始めを迎えたこのタイミングで会社を辞める、その名も“あけおめ退職”を決断する人が多いという調査結果もあります。

長期休暇明けに退職者が出たという企業の割合は、年末年始の休み明けが、ゴールデンウィークやお盆休みを上回りました。 

正月明けに急増 “あけおめ退職” 退職代行サービスの依頼は「約3~5倍」 背景には「節目の年始・冬のボーナス支給後で金銭的な余裕が…」
CBC

退職代行サービスには「通常の約3~5倍の依頼」

そんな中、都内にある退職代行サービスには、慌ただしく退職を伝えるオペレーターたちの姿がありました。

(退職代行ガーディアン 長谷川義人さん)
「通常の約3倍~5倍の依頼数になっている」

1月5日の1日だけで、45件もの“あけおめ退職”の代行依頼があったといいます。 

一体なぜ、この時期に退職が増えてしまうのでしょうか? 

“あけおめ退職”経験ありますか?

年明けに出社すると「あれ、いなくなってる」と、近しい仲間・同僚が退職しているという“あけおめ退職”の経験があるのかという調査(マイナビ:「年末年始休暇と転職に関する調査」より)では、「ある」という方は28.4%。「なし」は71.6%でした。

正月明けに急増 “あけおめ退職” 退職代行サービスの依頼は「約3~5倍」 背景には「節目の年始・冬のボーナス支給後で金銭的な余裕が…」
CBC

経験してどう感じたかについて、40代男性は「少し理解できて、羨ましい感じがした」、30代女性は「人が減った分、負担が増えると思うとつらいな」と様々でした。 

では、自分自身が年末年始に「辞めたい」と思ったことはありますか、というアンケート結果を見てみると…

20代:24.9% 
30代:20.4% 
40代:17.6% 
50代:12.6% 

全体では正社員の3人に1人が「辞めたい」と思ったことがあるという結果でした。 

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GWでもお盆休みでもなく…なぜ年末年始に辞める?

なぜ、GWでもお盆休みでもなく、年末年始に退職を考えるのか?マイナビの担当者、朝比奈あかりさんに理由を聞きました。 

・年始は節目で「環境を変えたい」という心理が働きやすい。 
・冬のボーナスが至急された後で、金銭的な不安が一時的に和らぐ。

逆に、ボーナスが安すぎて辞める理由になることもあるそうです。 
・家族や友人と仕事について話す機会が増え、自分の職場を見つめ直すきっかけになる。 

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“あけおめ退職”を避けるために企業側ができる対策については…

「“あけおめ退職”だけの対策は難しい。転職のハードルが下がっている今、普段から日常的に職場環境(給与、福利厚生、ハラスメント、人間関係など)を常に改善し、選ばれる企業になることが大切。と朝比奈さんは話します。

いい人は、いい会社に流れるようです。

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