卵の価格が高騰する中、さらに値上がりするかもしれない事態が…

(中道陸平記者 1月13日)
「白い防護服を着た県職員が、鳥インフルエンザが確認された農場へ出発します」

1月13日、三重県津市内の養鶏場で致死率の高い「高病原性鳥インフルエンザ」の感染が確認されました。

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三重県内の養鶏場で感染が確認されるのは2011年以来のことで、この養鶏場で飼育されるニワトリ約2万5000羽がすべて殺処分されました。



1月22日には岐阜県関市の養鶏場でも感染が確認され、約2万羽が殺処分に。

AIが野鳥感知しレーザー照射・約1000万円かけ消毒液を自動噴射…“鳥インフルエンザ”で殺処分相次ぐ中「やれるだけのことを…」 養鶏場での感染対策の取り組み 愛知・一宮市
岐阜・関市

野鳥を感知するとレーザー照射

愛知県の一宮市浮野養鶏も危機感を募らせています。

(一宮市浮野養鶏 山崎雄一郎取締役)
「全国でみるとそれなりのニワトリが殺処分され、供給面が少なくなっているので、(卵の)価格が大きく下がることはないと思う」

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CBC

ここでは鳥インフルエンザの感染を防ぐため、様々な対策が取られてきました。その一つが…

(山崎取締役)
「ここ(建物の上)にある」
Q.これは防犯カメラではない?
「 防犯カメラではない。AIが野鳥を感知したら、そこにレーザーを照射する」

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ウイルスを持ち込む恐れのある野鳥を追い払うため、自動でレーザー光線を照射する装置をおととし導入しました。

(山崎取締役)
「やれるだけのことをして、鳥インフルエンザを防止する努力をしている」

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他にも、近くの川に鳥が来ないようネットを張っているほか、鶏舎への侵入を防ぐため窓はありません。

さらに約1000万円かけ“消毒液散布装置”を設置

さらに去年、新たに取り入れたのがウイルスを除去する消毒液の散布装置。

(従業員)「約10秒間ぐらい噴射している」

約1000万円かけて天井にパイプを設置し、40分に1回、自動で消毒液を噴射しています。

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(山崎取締役)
Q.なかなかの負担では?
「負担にはなるが、もし発生したらこのニワトリがゼロになるので、そういったことを考えればやらざるを得ないのかなと」

それでも不安はつきません。

(山崎取締役)
「(卵が)高くなった要因は鳥インフルエンザによって、多くの同業者が殺処分になったことが大きい。あすは我が身なので、今の相場が高いからと手放しで喜ぶことはできない」

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