緊迫するイラン情勢。日本にも影響が出ています。

電気・ガス料金はどうなるのでしょうか?

(大石邦彦アンカーマン)
イランと日本の企業間交流はあまりありませんが、影響が中東広域に及んでいるのはイランの報復が拡大しているからです。

緊迫するイラン情勢 東海地方の企業への影響は? 電気・ガス料...の画像はこちら >>

こちらは、イスラエルやアメリカの攻撃を受けたイランが、報復攻撃を行ったとされる周辺の国・施設です。例えばすぐ近くにあるクウェートやアラブ首長国連邦の空軍基地、さらに弾道ミサイルやドローンなどを迎撃しています。これだけ広域に報復が拡大しているので現地邦人企業にも影響が出ています。

緊迫するイラン情勢 東海地方の企業への影響は? 電気・ガス料金はどうなる?ホルムズ海峡完全閉鎖でガソリン1リットル300円超の試算も【大石邦彦解説】
CBC

東海地方の企業の中東支店などへの影響は?

東海地方の主な企業への影響を見てみましょう。

例えばカタール・ドーハに社員3人を送り込んでいる中部電力、ドバイの中東支店に社員約5人がいるという朝日インテック、ドバイに販売拠点があるブラザーですが、皆さん無事で被害はないということです。

ブラザーは、きのうまで在宅勤務で、きょうから在宅か出勤の選択制になったということです。出勤もできるような状況だということですね。

緊迫するイラン情勢 東海地方の企業への影響は? 電気・ガス料金はどうなる?ホルムズ海峡完全閉鎖でガソリン1リットル300円超の試算も【大石邦彦解説】
CBC

ホルムズ海峡の日本関連の船舶数は減っていない?

(古川枝里子アナウンサー)私たちの暮らしにも影響が出てくるのでしょうか

(大石)
カギを握るのは日本の原油を積んだタンカーなど9割弱が通過するホルムズ海峡です。ホルムズ海峡の船舶一隻一隻の位置が記されていて、運行状況が一目でわかるサイトですが、2日前と現時点のもので比較してみると…

(若狭敬一アナウンサー)そんなに変わっていないですか?

緊迫するイラン情勢 東海地方の企業への影響は? 電気・ガス料金はどうなる?ホルムズ海峡完全閉鎖でガソリン1リットル300円超の試算も【大石邦彦解説】
CBC

(大石)
見てみると減っていません。2日前にペルシャ湾に入っていた日本関連の船は43隻。現時点では42隻でほぼ変わりません。

なぜかというと、国交省によると、安全な場所で待機するように日本から指示が出ていて、動かずにその場所にいるんです。不用意に動いた方が危険だと。

電気・ガス…私たちの生活への影響は?

では、電気・ガス料金への影響はどうなのか見てみましょう。

この地方の火力発電を担うJERAは現在ホルムズ海峡付近を航行する船舶はなく、LNGの調達に影響はないということです。ただ、今後の資源価格は注視する必要があると。

東邦ガスです。中東からLNGは調達していないが、事態長期化でガス料金などに影響が今後出るおそれはあるということです。

緊迫するイラン情勢 東海地方の企業への影響は? 電気・ガス料金はどうなる?ホルムズ海峡完全閉鎖でガソリン1リットル300円超の試算も【大石邦彦解説】
CBC

ホルムズ海峡“完全封鎖”でガソリン1リットル300円超の試算も

では、最新のガソリン価格を見てみましょう。2月24日に発表した1リットル157.1円からちょっと上がりました。3月2日時点で158.5円です。ホルムズ海峡が完全に封鎖されたら、1リットルで300円を超えるという試算もあります。

令和のオイルショック”にならないように、ガソリンや天然ガスの代わりの供給先を今からしっかりと想定する必要がありそうです。

緊迫するイラン情勢 東海地方の企業への影響は? 電気・ガス料金はどうなる?ホルムズ海峡完全閉鎖でガソリン1リットル300円超の試算も【大石邦彦解説】
CBC

編集部おすすめ