時速500キロ、品川と名古屋をわずか約40分で結ぶ計画の「リニア中央新幹線」。車輪ではなく車体を『超電導』の力で浮上させて走ります。

総工事費は、実に11兆円という超大型プロジェクトです。

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しかし…

(JR東海 丹羽俊介社長 2024年3月)
「2027年の開業は実現できない」

JR東海は2024年3月に、それまでの目標だった2027年の開業を正式に断念。

静岡県前知事が「水問題」など理由にストップ

大きな要因は…

(静岡県 川勝平太前知事 2017年)
「全てデメリットしかない。この工事を静岡県下ですることに、断固猛省を求めたい。考え直せということです」

静岡県の川勝前知事が、工事が影響する「水問題」などを理由にストップをかけ、長年、平行線をたどってきました。

リニア静岡工区 年内に工事開始?県とJR東海の「対話」全て完了 品川~名古屋の開業は2036年以降の見通し
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そして、2024年5月に「リニア推進派」の鈴木康友知事が就任しましたが、そもそも「水資源」「生物多様性」「トンネル発生土」など3分野28の項目について、県とJR東海での「対話」を終えることが工事着工の前提条件でした。

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年内着工の可能性は?

こうした中…

(静岡県 鈴木康友知事 3月27日)
「10年近くかけて360回にも及ぶ議論を重ねてきた。一定の結論を得たことは、本当に意義深いことであった」

静岡県は、3月26日に開かれた県の専門部会で「『生物多様性』の8項目が了承され、着工の前提となる対話が全て終わった」としました。

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今後、JR東海が工事の計画書などを提出し県が認めた場合、工事が始まることになり、年内着工の可能性が高まりました。

(鈴木知事)
「できるだけ早い時期にそうした決断ができるよう、引き続きJR東海に真摯な対応をお願いしたい」

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品川~名古屋の開業 2036年以降の見通し

ただ、静岡工区は着工から完成まで少なくとも10年かかると想定されていて、ことし中に着工したとしても、品川~名古屋間の開業は2036年以降になる見通しです。

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JR東海は3月26日、「早期開業のため、静岡工区のトンネル掘削工事に一日でも早く着手したいと考えており、地域の皆さまの理解と協力を得られるよう、真摯に取り組みたい」などとコメントしています。

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