渇水の影響を受け、愛知県は田植えの延期要請を出しましたが、農家の声は…。

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加工用のトマトを育てる、愛知県豊橋市の船井園芸。

9日に苗を植え、農業用水を使って水やりをしていました。

ダムの水回復で節水緩和も…愛知県は引き続き田植えの延期を要請 農家は「遅らせると苗が傷んで生育が悪くなる」
CBC

(トマト農家 船井園芸 船井辰哉代表)
「もしかしたら断水する可能性もという連絡もあった。仕事を30年やってきて、ここまで切羽詰まった状況は初めて。宇連ダムも30%くらいに回復してホッとしているが、6月の梅雨まで綱渡りが続くのかな」

そして、今回の渇水で深刻な影響を受けると言われているのが、コメ農家です。

「雨の水はためるようにしている」

(コメ農家 鈴木隆年さん)
「雨の水はためるようにしている。渇水は分かっているから。対策は皆さんやっている」

鈴木さんは、田植え前の節水緩和には少し安心したと話しますが、愛知県は東三河のJAなどに田植えの延期要請を3月27日に出しています。

ダムの水回復で節水緩和も…愛知県は引き続き田植えの延期を要請 農家は「遅らせると苗が傷んで生育が悪くなる」
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4月7日には…

(愛知県 大村秀章知事)
「上水・工業用水で苦労して対応してもらっている。田植えの時期は変えられないからしょうがない、当たり前だという言い方をされるのは、正直いかがなものか」

ダムの水回復で節水緩和も…愛知県は引き続き田植えの延期を要請 農家は「遅らせると苗が傷んで生育が悪くなる」

(鈴木さん)
「もう苗はできている。それを遅く植えろというのも無理がある。遅れると苗が大きくなって根が傷む。生育が悪くなる。農家としてはおいしいコメを作りたい」

しかし、県は今回の節水緩和を踏まえても田植えの延期要請は継続するとしています。

一方、豊橋のキャベツ農家は…。

「胸をなで下ろした」

ダムの水回復で節水緩和も…愛知県は引き続き田植えの延期を要請 農家は「遅らせると苗が傷んで生育が悪くなる」
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(キャベツ農家 高田雅史さん)
「水の心配が少しずつなくなる。胸をなで下ろした。まだ40%の制限はあるし、貯水率も例年に比べればかなり少ない。不安の方が大きい」

ダムの水回復で節水緩和も…愛知県は引き続き田植えの延期を要請 農家は「遅らせると苗が傷んで生育が悪くなる」
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高田さんは、キャベツ以外にコメも作っています。

(高田さん)
「16日に苗が来て、GWで植える予定。苗の管理もしながら様子を見て、(田植えを)遅らせることも考えようかな。苗が大きくなると田植え機で植えにくいと聞く。どうやっていこうかな…」

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