北浜キャピタルパートナーズは傘下企業を通じて、太陽光発電所の施設運営業務を手がける忍者エナジー(大阪市)の全持ち分を取得し、9月24日付で子会社化することを決めた。取得価額は3億3000万円。

忍者エナジーが三重県伊賀市で取得することになっている敷地面積約27万平方メートルの土地を活用し、データセンター事業と、データセンター事業向け太陽光発電所・系統蓄電事業に乗り出す。

伊賀市でのデータセンター事業の開始は2027年4月を予定する。データセンターで消費する電力の約30%を同じ敷地内で太陽光発電を行って調達し、さらに蓄電所で蓄えた余剰電力を夜間データセンターに供給する。太陽光発電所は発電容量30メガワットの大規模施設の建設を計画中。

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