住友化学は2024年度の確実な業績回復と今後の抜本的な構造改革に向けた財務体質強化を狙いとした「短期集中業績改善策」の中で、グループ会社についてもベストオーナーの観点から事業再構築を進めており、その一環。住友ケミカルエンジニアリング(千葉市)は1964年に設立し、石油化学をはじめ、ファインケミカル、電子部材、環境などの分野において、国内外のプラントの設計・建設で実績を積んできた。
住友化学は、住友ケミカルエンジニアリングの株式66.6%を譲渡する。残る33.4%の株式を引き続き保有し、持ち分法適用関連会社とする。