ソフトウエアの開発・販売を手がけるベクターホールディングスは、再生可能エネルギー事業への新規参入を目的としてベクターエネルギー(東京都港区)、ベクターワークス(同)、ベクタービジョンファンド(同)の3社を設立したが、収益化に至らず譲渡することにした。譲渡先のMYU(高松市)は、飲食店の経営や不動産業、ウェブコンテンツの制作などを手がける。

太陽光など自然エネルギー事業を展開するベクターエネルギーは売上高1680万円、営業利益△4420万円、純資産△4230万円。太陽光発電所建設のベクターワークスは売上高67万9000円、営業利益△6250万円、純資産348万円。再生可能エネルギー事業関連の投融資を行うベクタービジョンファンドは売上高121万円、営業利益△2560万円、純資産△2580万円。3社いずれも2025年3月期。

譲渡価額は各社1円ずつの計3円。譲渡予定日は2025年6月30日。3社の全株式を譲渡する。

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