ガラス製品・化学品メーカーのセントラル硝子は、事業ポートフォリオ最適化の一環として、有機フッ素製品を中心とする試薬事業の英国Apollo Scientific Ltd.(マンチェスター)を譲渡する。より成長性・収益性の高い領域に経営資源を配分するのに伴う措置。

Apollo Scientificは近年業績が低迷しており、抜本的な改善には追加投資が必要な状況だった。同社は売上高18億8000万円、営業利益△1億5000万円、純資産23億5000万円(2024年12月期)。譲渡先は試薬・溶媒などの製造販売を手がける中国・上海泰坦科技股份有限公司(上海市)。

譲渡価額は約11億4300万円。譲渡予定は2025年10月。

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