ADR120Sは、子会社を通じ細胞治療サービスの提供や細胞治療の研究、医療機器の製造・輸出入・販売などを手がけている。なかでも自社で研究開発を進めているCrymEXはスポーツ障害や変形性膝関節症などの新たな治療手段になるという。

鹿島アントラーズなどプロスポーツチームと共同でリハビリ中心のクリニックを運営するアスリートメッド(東京都千代田区)を子会社化することで、CrymEXの技術に、同社のリハビリに関する知見やスポーツ医学の臨床ノウハウを取り入れ、事業展開を加速させる狙い。

アスリートメッドは売上高2億4200万円、営業利益152万円、純資産4億6100万円(2025年2月期)。

取得価額は非公表。取得予定日は2026年1月31日。アスリートメッドの株式71.5%を取得する。

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