アサヒグループホールディングス<2502>、英国アルコール飲料大手Diageoから東アフリカ事業を取得

アサヒグループホールディングスはグローバルブランドによる事業拡大、展開エリアの拡大に取り組んでおり、その一環。英国アルコール飲料大手のDiageo plc(ディアジオ、ロンドン)傘下のケニアDiageo Kenya LimitedとUDV (Kenya) Limited(ナイロビ市)の2社を子会社化し、東アフリカ(ケニア、ウガンダ、タンザニア)でのビールやスピリッツなどの事業を取得する。

対象事業は純売上高約1540億円、営業利益約302億円、純資産約508億円(2025年6月期)。

取得価額はDiageo Kenyaが約3652億円、UDV (Kenya)が約1002億円。取得予定は2026年下半期。Diageo Kenyaの全株式、UDV (Kenya)の株式53.68%を取得する。

ケニア・ウガンダ・タンザニアの事業を統括するのはEast African Breweries PLC(ナイロビ市)だが、Diageo Kenyaの子会社化により、同社の株式65%を間接的に保有することになる。

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