浜辺美波&目黒蓮が本音トーク! 13分の対談映像で明かされる『ほどなく、お別れです』撮影秘話
『ほどなく、お別れです』スペシャル対談より (C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館

2026年2月6日(金)に公開される映画『ほどなく、お別れです』より、ダブル主演を務める浜辺美波目黒蓮のスペシャル対談映像が公開された。



原作は、「小学館文庫小説賞」の大賞受賞作で、現在累計40万部を突破している長月天音の『ほどなく、お別れです』シリーズ(小学館文庫刊)。

就職活動に全敗し途方に暮れる中、とあるきっかけで葬儀会社にインターンとして就職したヒロイン清水美空(浜辺)と、そんな彼女を厳しく指導する指南役の葬祭プランナー漆原礼二(目黒)がタッグを組み、“最高の葬儀”を目指す姿を描く。監督は、『アオハライド』(2014年)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022年)の三木孝浩が務めた。



13分にも及ぶ対談映像では、様々なお題に沿ってふたりが本音でクロストーク。最初にオファーを受けた際の気持ちを聞かれると、浜辺は「前を向こうと思えるような、ふたりが紡ぐ“区切りの儀式”がとても素敵だと感じました。美空という役を演じるにあたり、どれほど心が動くのか、現場でご遺族や故人の方々を目の前にしたときにどのような感情になるのか、自分にとって未知の経験であることにわくわくし、この作品に携わりたいと思いました」と、出演への強い想いを明かした。



目黒は「漆原というキャラクターは、ご遺族に寄り添い、少しでも心の区切りをつけられるよう支える存在です。相手のために“自分は何ができるだろう”と考えるその姿勢には、僕自身と重なる部分もあり、とても共感しました」と、自身の役への深い理解と共感を語った。



続いて、実際に共演して印象が変わった点について聞かれると、浜辺は「最初は漆原さんと重ねて、静かで紳士的で誠実な方だと思っていました。漆原さんと違う部分もあるかと思いますが、寡黙で誠実というイメージはそのままだなと。変わったところ……(何か思い出したように)意外と笑ってくださるところは感じました!! 撮影中はあまり話さない方なのかなと思っていましたが、取材が始まると少しずつ笑ってくださるようになり、少し安心しました」と笑顔でコメント。



その言葉に、少し照れた表情ではにかむ目黒。「美空と漆原の関係のように、自身もそうした雰囲気で現場にいられたらいいなと思い心がけていたので、撮影後は少し印象が変わったかもしれません。

浜辺さんに対しては、表裏なく丁寧にお仕事をされる方だという印象が撮影中ずっと変わらず、三木監督とも築き上げた関係の中で密にコミュニケーションを取り、美空を作り上げている姿が素敵だと感じました」と語った。



さらに、役作りの裏話について聞かれると、葬祭プランナーでありながら納棺師としての一面を持つ漆原を演じた目黒に対し、浜辺は「現場でぎりぎりまで“納棺の儀”の所作を確認していて、真摯に役に向き合っているのが印象的でした」と一言。すると目黒も「浜辺さんは正座してじっと僕の練習を見ていて、まるで美空がそこにいるかのように感じました。役を作っていく上での浜辺さんのひとつの作業だったのかなと思うと、気合を感じました」と返し、お互いへのリスペクトが垣間見える一幕も。



最後に、本作を通して観客の皆さんに伝えたいメッセージを聞かれると、浜辺は「映画を観終わったあとはすっと心が通るような感覚になり、温かい気持ちにもなりました。皆さんの心も少し温かくなったり、日常を大切にしたいと思えたり、お別れの寂しさだけではなく“少し前を向いて生きてみようかな”“下がった頭を上げてみようかな”と思えるような、そんな作品になれていたら嬉しいです」とコメント。



目黒は「“死”というものは、日々生きている中でどうしても遠いもののように感じてしまいがちですが、実は誰もが経験する、現実でとても身近なもの。だからこそ、大切な人に伝えたい気持ちがあるのならその瞬間に伝えた方がいいと思います。この作品を観終わったあと、観てくださった方のこれからの何かが、もしかしたら変わるかもしれない。そんな力を持った作品になったのではないかなと感じています」と語り、対談を締めくくった。



『ほどなく、お別れです』浜辺美波×目黒蓮 スペシャル対談



<作品情報>
『ほどなく、お別れです』



2026年2月6日(金)公開



公式サイト:
https://hodonaku-movie.toho.co.jp/



(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館

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