フライングシアター自由劇場 第6回公演『西に黄色のラプソディ』ファッションブランド「KAPITAL」とコラボしたメインビジュアル公開
フライングシアター自由劇場 第6回公演『西に黄色のラプソディ』メインビジュアル

2025年10月20日(月) から27日(月) まで東京・吉祥寺シアターで上演される、フライングシアター自由劇場 第6回公演『西に黄色のラプソディ』のメインビジュアルが公開された。



串田和美が脚色・演出・美術を手がける本作は、アイルランド文芸復興運動の中で生まれたJ.M.シングの喜劇『The Playboy of the Western World』が原作。

常連ばかりが集まる田舎の酒場を父とふたりで切り盛りする美人で勝気な娘ペギーンのもとに、ある晩「父ちゃんを殺しちまった」と語る謎の男が現れ、なぜか村人たちの人気者になる。村はざわめき、恋も騒動も転がり出すが、物語は思わぬ展開を迎える。



串田和美はこの作品に長年魅了され、1975年より5度にわたり手がけてきたが、今回は新たな脚色を施し、渾身の“狂詩曲(ラプソディ)”として立ち上げる。衣裳スタイリングは、デニムを原点に伝統的技術を大切にしながらも、グローバルな視点で実験的かつアート性の高いデザインを展開するブランド「KAPITAL」が担当する。



公開されたメインビジュアルは、この「KAPITAL」とのコラボレーション。酒場の娘・ペギーンを演じる那須凜と謎の男・クリストファーを演じる串田十二夜が、衣裳に身を包み海辺を駆け抜ける姿が切り取られている。



串田十二夜は「4年前にこの作品で同じ役を演じたのが、私の初舞台でした。アイルランドの名優をはじめ、数多くの俳優たちが挑んできたこの物語に、再び携われることをとてもうれしく思っています。物語はユーモアにあふれた喜劇です。ぜひ気負わず、ふらりと観にいらしていただけたらうれしいです」とコメント。



串田和美の舞台に初めて参加する内田健司は、「ご一緒できることはとても貴重な経験であり、緊張感もあるはずなのですがそれほど緊張もせず早く稽古が始まらないかとワクワクしています。そのような空気感を串田さんが作ってくださっているのだと思います。

自分なりに丁寧に取り組み、新しい視点や発見をひとつひとつ大切にしながら、舞台に立ちたいと思います」と意気込みを寄せた。



また、2025年10月20日(月) と21日(火) の終演後にはアフタートークの実施が決定。アイルランド文学・文化を専門とする栩木伸明が登壇し、アイルランド人の気質や風土、歴史、演劇について、原作者であるシングについて、本公演の感想を交えて話す予定だ。



■串田十二夜 コメント全文
4年前にこの作品で同じ役を演じたのが、私の初舞台でした。アイルランドの名優をはじめ、数多くの俳優たちが挑んできたこの物語に、再び携われることをとてもうれしく思っています。物語はユーモアにあふれた喜劇です。ぜひ気負わず、ふらりと観にいらしていただけたらうれしいです。



■内田健司 コメント全文
今回、串田和美さんの舞台に初めて参加させていただきます。ご一緒できることはとても貴重な経験であり、緊張感もあるはずなのですがそれほど緊張もせず早く稽古が始まらないかとワクワクしています。そのような空気感を串田さんが作ってくださっているのだと思います。自分なりに丁寧に取り組み、新しい視点や発見をひとつひとつ大切にしながら、舞台に立ちたいと思います。



<公演情報>
フライングシアター自由劇場 第6回公演
『西に黄色のラプソディ』



原作:J.M. シング『The Playboy of the Western World』
脚色・演出・美術:串田和美



出演:
那須凜/串田十二夜/内田健司
井内ミワク/竹口龍茶/反町鬼郎
さとうこうじ/真那胡敬二/大森博史
串田和美/銀粉蝶



2025年10月20日(月)~27日(月)
会場:東京・吉祥寺シアター



【アフタートーク】
2025年10月20日(月)、21日(火) 、22日(水)、24日(金)終演後



登壇者(20日(月)、21日(火) ):
栩木伸明(早稲田大学文学学術院教授)



チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2559937(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2559937&afid=P66)



公式サイト:
https://www.k-jiyugekijo.com/rhapsody

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