
全世界で大ヒットを記録した『ベスト・キッド』シリーズの最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』が、夏に日本で公開されることが決定した。
1984年に製作されたオリジナルの『ベスト・キッド』は、いじめられっこの高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が、空手の達人ミスター・ミヤギ(パット・モリタ)と出会い、独特な修行方法により心身共に成長。
そして、2010年にはジャッキー・チェンとウィル・スミスの息子のジェイデン・スミスによるリメイク版が製作され、ジャッキーは空手ではなくカンフーの達人(ミスター・ハン)として、ジェイデン演じる少年ドレの師匠として登場。全世界で大ヒットを記録した。また、1作目の34年後を描いた映画のスピンオフドラマ『コブラ会』もシーズン6まで製作、Netflixで配信されている。
シリーズ最新作では、ついに空手とカンフーに分かれていたベスト・キッドのユニバースがひとつに。オリジナル版の主役ラルフ・マッチオとリメイク版でカンフーの師匠を演じたジャッキー・チェンが初競演する。
最新作の主人公は、17歳の高校生リー。北京でジャッキー演じるミスター・ハンからカンフーの指導を受けていたが、家族の不幸により母親と共にニューヨークに移住することになる。リーは過去の出来事を忘れようと努力するが、なかなか周囲やクラスメイトと馴染めず、不当ないじめを受け、争いごとやトラブルに巻き込まれてしまう。そんな時、心を許せる数少ない友人から助けを求められたリーは、大切な友人のために戦うことを決意するが、自分のカンフーのスキルだけでは充分ではなかった。
予告編では、リーのカンフーの師匠であるハンが、空手の達人ダニエル(オリジナル版の主人公)を訪ねる。

リーを演じるのは、世界中から応募が殺到したオーディションを勝ち抜いたベン・ウォン。ドラマ『アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記』などで活躍する新鋭で、劇中では空手、カンフー、拳法、テコンドーなど数々の武術を駆使したアクションを披露する。併せて公開された場面写真には、ニューヨークの高層ビルを背景にハイキックを見せるリーの姿が切り取られており、身体能力の高さがうかがえる。
また、ジャッキー・チェン、ラルフ・マッチオ、ベン・ウォンからのコメント映像も到着した。
『ベスト・キッド:レジェンズ』キャストコメント映像
『ベストキッド・レジェンズ』予告1
<作品情報>
『ベスト・キッド:レジェンズ』
今夏公開
公式サイト: https://www.bestkid-legends.jp