3月27日(金)公開を前に、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』公開記念特番 「“信じること”が生んだ奇跡SP」WEB特別編集版が公開された。
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』は、2020年に大ヒットを記録し、国内で196万人を動員したオリジナルアニメーション『映画 えんとつ町のプペル』の最新作。
前作『映画 えんとつ町のプペル』公開から6年。WEB特別編集版では、最新作がいかにして作られていったのか、西野の制作風景、出演者のコメント映像、さらには貴重なアフレコ時の映像も織り交ぜながら、“制作秘話”をダイジェスト形式で垣間見ることができる豪華な映像となっている。
6 年前の2020年、コロナ禍の中で『映画 えんとつ町のプペル』は公開を迎えた。煙に覆われたえんとつ町で、星を信じた少年ルビッチとゴミ人間のプペル。ふたりの友情と信じる心を貫いた先で起きる奇跡を描いたこの作品は、いつ終息するかもわからない重苦しい不安感の中で生きる人々に勇気と希望を与え、196万人を動員する大ヒットを記録した。その後、ミュージカル、バレエ、歌舞伎などジャンルを超えて拡大している。
今回の物語のきっかけは、製作総指揮・原作・脚本を手がける西野の切実な体験だった。お笑いコンビ・キングコングがまだ駆け出しの時代。同期も嫉妬するほど華々しいデビューを飾り、TVで見ない日はない。活躍の裏側で、「爪痕が残せない」とふたりは自分の実力の足りなさを実感し、打ちひしがれる毎日だった。
そんな中、「(相方の)梶原くんがストレスで病んじゃって、失踪したんです。それに対して“待つ”って決めた時が、自分の人生で覚悟を振り絞った時でしたね。これを、描こう、と」と語る西野。相方がいつ戻ってくるのかもわからない。収入も止まる。会社はひとりでの仕事をすすめてくる。それでも……「会えなくなった人のことを考えても仕方がないし、だけど……先に進んじゃったら、戻ってくる場所がなくなっちゃうから……!」というルビッチの涙ながらのセリフには、西野自身の体験と感情が詰まっている。
こうした切実な“想い”を具現化したのが、前作に続きアニメーション制作を手がけるSTUDIO4°C、そして続投となった廣田裕介監督だ。また、ボイスキャストには、ルビッチ役・永瀬、続投のプペル役・窪田正孝、西野と同時代を同じ芸能界で歩んできたモフ役・MEGUMIのほか、ナギ役・小芝風花、ガス役・吉原光夫、ホーラ役・土屋アンナら豪華メンバーが集結。さらにキングコング、そして西野と梶原の関係をそばで見つめ続けてきた芸人仲間である藤森慎吾、錦鯉、そして大先輩・東野幸治も参戦し、特別な彩りを添える。
映画制作の原点を問われた西野は「25歳の時なんですけど、ディズニーとかシルク・ドゥ・ソレイユとか、チラチラ目に入るわけじゃないですか。世界に出て行かなきゃいけないなと意識し始めたんですね。
また、ストーリーにも言及。今回の冒険の舞台・異世界「千年砦」の発想については落語の『死神』に着想を得たという。『死神』とは、幕末から明治期にかけて活躍した初代三遊亭圓朝が、グリム童話「死神の名付け親」を翻案したと言われる古典落語の代表作。最後、洞窟の中に限りない数のロウソクが灯っており、死神はこのひとつひとつが人の寿命だと語る。西野がインスパイアされたのは、そうした世界観だった。「世界中の人の命の時間が集まっている場所。そして時計が至る所にある」。
時計というモチーフについては、何の気なしに時計を見つめ、「時計に物語があったらおもろいな」という発想がスタートだったと語る。「うまくいく前というのは本当に孤独だし、時計の針も英語でロングハンド(長針)ショートハンド(短針)と言ったりするんですよ。12時で“手”が重なった瞬間に鐘がなるって、そもそも時計が人生を物語っているなと思ったんです」と、自らの人生観をにじませながら語っている。
そんな千年砦の住人たちには多彩なキャストが揃った。声優初挑戦となる東野は、「冗談で“出してや”とは言うてましたけど、まさか本当にオファー来るとは思ってなかったんで昨日の夜なんか寝付けなかった」と予想外のオファーだったと語る。「朝からハチミツ舐めて万全の状態で来たらいきなりですよ! 歌うたえと!」と若干の恨み節。それに対し西野も両手で頭を抱え爆笑する場面も。真剣勝負のアフレコ現場は「最高でしたよ! 前作超えたんちゃうかな」という大先輩の太鼓判に顔を綻ばせていた。
また、テンポが遅い配達屋“大ナメクジ”を演じた錦鯉・長谷川は写真や図鑑を見て役作り。相方の渡辺は港の番人・港番を演じているが、「まさか我々が携わることになるとは」としみじみと実感を語っている。そのほかのボイスキャスト陣のコメント映像も見所だ。
番組後半では、ルビッチを演じる永瀬の貴重なオーディション映像も。「子どもが持ってる魔法みたいなものがあるなと思ったんですよね」。「ルビッチに対して“頑張れ頑張れ”という気持ちだった。そういうのはなかなか大人では出せない」と語る西野。この作品最大の幸運だったと語る永瀬との出会い、そしてサプライズだった合格通達の瞬間の映像なども収められている。
また、前作から続投となる廣田監督は「前作を楽しんでいただいた方も新しく見ていただけるみなさんにも、これまで想像できなかったような冒険が繰り広げられますので、期待して待っていていただきたい」と確信を持って語っている。
西野は「これだけは約束しますけど、前作を遥かに上回る内容となっておりますのでご家族、お友だち、大切な人……お誘い合わせの上劇場までお越しください」とメッセージを送った。
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』 公開記念特番「”信じること”が生んだ奇跡SP」WEB特別編集版
<作品情報>
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』
3月27日(金)公開
公式サイト:
https://poupelle.com/
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会

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