
公開中の映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』より、舞台となる九龍城砦を取り巻くキャラクターに焦点を当てたメイキング映像が公開された。
本作は、香港映画界を代表するスターであるルイス・クー、サモ・ハン、アーロン・クォック、リッチー・レンらに加え、テレンス・ラウ、フィリップ・ンら若手俳優陣が参加したアクション映画。
また、本作ではひとりひとりのキャラクターが、しっかりと立っていているのも特徴のひとつ。公開された映像は、そんなキャラクターにフィーチャーしたメイキングだ。

レイモンド・ラム(陳洛軍(チャン・ロッグワン)役)
黒社会から追われ九龍城砦に逃げ込んだ陳洛軍(チャン・ロッグワン)は、そこで信一(ソンヤッ)、十二少(サップイー)、四仔(セイジャイ)と出会い、共に過ごす中で深き友情を築いていく。孤児として生まれ、命懸けでベトナムから密航してきたチャンは、ただ生き延びられればいいと思っていたが、彼らと出会いやがて九龍城砦を自分の居場所だと感じるようになる。

トニー・ウー(十二少(サップイー)役)
九龍城砦安全委員会のリーダー龍捲風(ロンギュンフォン)の後継者と目されるソンヤッは、向上心がない外見重視の男。薄暗い九龍城砦の中でもサングラスを欠かさず、カッコつけている。サップイーは向こうみずで義に厚く、かつてロンギュンフォンに救われた過去があり、ソンヤッとも友好関係を築いている。チャンとも九龍城砦を守る仲間として絆を深め、卓越した日本刀の腕前で頼もしい味方となる。セイジャイは、卑屈で控えめな九龍城砦の頼れる闇医者。かつて黒社会に深い傷を負わされたため、顔には常にマスクをし、その経験から黒社会を憎む一方で、ロンギュンフォンの人柄に感銘を受ける。

ジャーマン・チョン(四仔(セイジャイ)役)
そんな4人についてチャンを演じたレイモンド・ラムは「心が通じ合ってる。すぐ役に入り込めた」と語る。ソンヤッを演じたテレンス・ラウは、「アクションが多くて時には不可能に思える動きもあった。だから本気でお互いに助け合ったよ。いつの間にか作中と同じ関係性を築いた」と実際に4人の間に生まれた絆について振り返る。セイジャイを演じたジャーマン・チョンは「演技についてよく相談したけど、いつもギャグを交えてふざけていた。でも本番になるとそれが生きる」と4人の関係の良さを伺わせる。香港では4人は本作のヒットを受けてスターダムにのし上がり、イベント登壇の際には黄色い歓声が飛び交ったという。

テレンス・ラウ(信一(ソンヤッ)役)
そんな4人が憧れるロンギュンフォンについて監督は「若者を大事にする男だと決めていた。大事な時には必ず彼らの前に現れて助けてくれるんだ」とその役に託した想いを語る。そんなロンギュンフォンの人柄が、黒社会との絶妙な距離を保ちながら九龍城砦の人たちに居場所を与え、そして4人はその場所のために命懸けで戦う。撮影現場でもロンギュンフォンを演じたルイス・クーを取り囲むようにレイモンド・ラム、テレンス・ラウ、そして監督が集まり楽しく談笑している様子が映され、映画の中の関係と変わらぬ男たちの絆が伺える。

ルイス・クー(龍捲風(ロンギュンフォン)役)
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』メイキング映像<城砦4人組編>
<作品情報>
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』
公開中
公式HP:
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