室龍太主演! キ上の空論の最新作『人骨のやらかい』開幕 舞台写真&中島庸介のコメントが到着
キ上の空論『人骨のやらかい』より (撮影:保坂萌)

中島庸介が主宰する「キ上の空論」の最新作『人骨のやらかい』が、2025年6月12日に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで初日を迎えた。このたび本作の舞台写真と、中島によるコメントが到着した。



2013年に中島が旗揚げした「キ上の空論」は、何気ない会話の中にある毒と傷、滑稽な人々の日常を描いてきた演劇ユニット。2024年には第1弾『けもののおとこ』、第2弾『除け者は世の毒を噛み込む。』、第3弾『緑園にて祈るその子が獣』と新作3部作が上演された。



今回の『人骨のやらかい』は、お笑いトリオ“三角コーン”の紡木が相方たちとうまく噛み合わず、彼女にも振られ、モヤモヤした日々を過ごす中、大学時代の友人である勝士と優太と久しぶりに集まるところから物語が始まる。勝士はグラスの中の氷を噛むという癖があり、その姿に紡木は不気味さを感じる。数日後、動画制作会社の撮影で廃校を訪れた勝士は、教室で“それ”を発見し、口に含み噛み砕く。その後、勝士と彼の義母が行方不明になったという連絡が紡木に入る──。



室龍太主演! キ上の空論の最新作『人骨のやらかい』開幕 舞台写真&中島庸介のコメントが到着

室龍太主演! キ上の空論の最新作『人骨のやらかい』開幕 舞台写真&中島庸介のコメントが到着

室龍太主演! キ上の空論の最新作『人骨のやらかい』開幕 舞台写真&中島庸介のコメントが到着

主演の室龍太をはじめ、『最遊記歌劇伝』など舞台やラジオで幅広く活躍している藤原祐規、『ライチ☆光クラブ』『帝一の國』が代表作である佐藤永典、『あんさんぶるスターズ!』や映像で活躍している奥谷知弘、『獣電戦隊キョウリュウジャー』をはじめ舞台・映像問わずに活躍している丸山敦史、演出・出演とマルチにこなす町田慎吾がキャストとして名を連ねた。



本作について中島は、「骨という言葉を借りて、人間のやわらかさを描いたつもりです。愛や怒り、悲しみとか妬みとか、それだけじゃなく、もっと曖昧で不確かな“在り方”そのものを、僕なりにひとつの形として残しました。目に見えた正解には辿り着けませんが、とりあえず明日もまた、おそらく生きていく。そんな登場人物たちを、どうか笑ってやってください。

劇場でお待ちしております」とコメントを寄せた。公演は2025年6月17日(火) まで。



撮影:保坂萌



<公演情報>
キ上の空論
『人骨のやらかい』



作・演出:中島庸介(キ上の空論)



【出演】
室龍太
藤原祐規 佐藤永典 奥谷知弘 富田麻帆 石井陽菜 齋藤明里 松永有紘 益永拓弥
藍澤慶子 小日向雪 遠田恵理香
丸山敦史 町田慎吾



2025年6月12日(木)~17日(火)
会場:東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA



公式サイト:
https://kijyooo2013.com/jinkotsu/

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