映画『君が最後に遺した歌』の韓国プロモーションが4月3日から5日にかけて行われ、水嶋春人役の道枝駿佑と遠坂綾音役の生見愛瑠が参加した。
4月1日から韓国でも劇場公開となった本作の公開を記念して実施された今回のプロモーション。
4月3日、ひと足先に道枝が韓国に到着すると、空港には約600名のファンが詰めかけ、熱烈な歓迎を受けた。道枝は主演作『セカコイ』において、韓国での邦画実写歴代2位となる動員125万人を記録した実績を持つ。2023年の来韓時には、韓国語の「ミチゲッタ」(狂いそう)と自身の名をかけた“ミチゲッタシュンスケ”という愛称が現地で話題となった。今回も道枝と生見の登壇が発表されるや、約7,500席のチケットがわずか3分で完売するという異例の事態に。空港での熱狂は、まさに伝説の“ミチゲッタ”旋風の再来を予感させるものとなった。
同日、CGV ヨンサン アイパークモールで韓国メディア向け記者会見と舞台挨拶が実施された。会見の冒頭、道枝は「アニョハセヨ、ジョヌン ミチエダシュンスケ イムニダ! ヨロブン オヌル ワジュショソ カムサハムニダ!(こんにちは、道枝駿佑です! 皆さん、今日は来てくださり、ありがとうございます!)」と練習を重ねた韓国語を披露。現地記者たちから温かな拍手と好意的な反応を引き出した。
質疑応答では、『セカコイ』の大ヒットを踏まえた俳優としての変化について「また『セカコイ』と同じチームで一緒に作品を作ることはうれしかったですし、当時よりも成長した姿を見せなければというモチベーションで挑みました」と回答。さらに、“日本の青春映画の顔”と評されたことによるプレッシャーについては、「青春映画の顔と言われるとすごく恐れ多いですが、うれしい気持ちでいっぱいですし、より一層頑張っていきたいと思います。『セカコイ』は日本の皆さんが盛り上げてくださったおかげでたくさんの方々に愛されましたし、韓国の方々が愛してくださったおかげで韓国でも『君歌』が公開されることになりました。
今後の韓国作品への参加や挑戦したい役柄を問われると、「韓国の作品に参加したい思いは常にあるので、そのために韓国語を勉強して、いつでも話せるように準備しておく努力が必要だなと感じています。僕はこれまで学生役を演じることが多かったので、刑事など他の職業の役柄にも興味がありますし、自分のイメージとは真逆の犯人役や猟奇的な役柄にも挑戦してみたいです」と意欲的な一面を見せた。会見の締めくくりには、「この作品は人と人が互いに想い合うことがすごく大切だと気づかせてくれる作品だと思います。韓国で公開できたのも『セカコイ』を皆さんが愛してくださったからこそだと思うので、『君歌』も大切な人と観て、観てくださった感想をどんどん発信していただけたらうれしいです」と呼びかけ、終始和やかな雰囲気のまま会見を締めた。続く舞台挨拶では、道枝の発案で「ネマナムノー!(韓国語で“きみうた”の意味)」という掛け声に会場全員が「チェゴー!(最高ー!)」と一斉に応えるコール&レスポンスが生まれ、会場は大きな一体感に包まれた。
4月4日からは生見もプロモーションに合流。道枝・生見のふたりが揃って登壇すると、会場はまるでスクリーンから春人と綾音が現れたかのような光景に、「キャー!」という大きな歓声と割れんばかりの拍手で包まれた。道枝が「アニョハセヨ~元気ですか? ジョヌン、ミチエダシュンスケ、イムニダ! カムサハムニダ!」と挨拶をすると、「みっちー! サランヘー!(愛してる!)」という熱烈な応援が飛び交った。続いて生見が「アニョハセヨ~ジョヌン ヌクミメル イムニダ! チャルプタケヨ!(よろしくお願いします!)」と笑顔で挨拶すると「かわいいー!!」という声が上がった。
映画を鑑賞したばかりの観客とのティーチインでは、司会の呼びかけに一斉に手が挙がる熱気の中、次々と質問が寄せられた。生見への「劇中で綾音が歌う曲の中で、特に愛着があるのは?」という問いには、「『春の人』です。
本作の見どころとして、道枝は「春人の複雑な感情が入り混じった表情を見てほしいです。1回だけでなく、2回目以降も観ていただいたら“このセリフはこういうことも思っていたのかな”と感じてもらえると思います」とアピール。続いて生見も「春人と綾音が作る歌が、セリフと歌詞がリンクしている部分があるので、注目して観ていただけると面白いと思います」と音楽面での深みを強調した。本作を観るべき理由を客席に問いかける場面では、観客から「ひとつ目は道枝駿佑がいるから、ふたつ目は生見愛瑠がいるから、3つ目はふたりの組み合わせがとても良いから!」という愛のある回答が飛び出し、道枝と生見は「カムサハムニダー!」と満面の笑みで応えた。
4月4日はロッテシネマ コンディブグでのふたり揃っての登壇に加え、道枝単独での舞台挨拶も実施。同日はロッテシネマ ワールドタワー、メガボックス コエックス、CGV ワンシムニを巡り、現地のファンと交流を深めた。最終日の4月5日には、ソウル市内でのフォトセッションとインタビューに臨んだ。その後、朝鮮王朝時代の宮殿・景福宮(キョンボックン)や、伝統的な街並みが残る恩平韓屋村(ウンピョン・ハノックマウル)を訪問。
多数の舞台挨拶や取材など、怒涛のスケジュールを駆け抜けたふたり。韓国ファンの熱量について、道枝は「時間は短くても、韓国のファンの皆さんがその分愛を伝えてくれるので、とても濃い時間でした」と回想。生見も「温かい方が多くて、すごく楽しかったです」と充実した表情で喜びを滲ませた。韓国でのプロモーション全体を振り返り、道枝は「日本だけでなく、海を越えて海外の方にも観ていただけたというのは、あまりない機会ですし、すごくうれしいです」と胸中を明かした。生見も「本当にありがたいです。今回のプロモーションで、海外の方にも作品が届いていることを肌で感じることができて、うれしかったです」と確かな手応えを口にした。
<作品情報>
『君が最後に遺した歌』
公開中
公式サイト:
https://kimiutamovie.toho.co.jp/
(C)2026「君が最後に遺した歌」製作委員会

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