2026年9月6日(日) から22日(火・祝) に東京・新橋演舞場にて、舞台『リア王』が上演されることが決定した。
歌舞伎俳優の中村芝翫が、演出家・井上尊晶とタッグを組み挑んできたシェイクスピア劇のシリーズ。
第3弾となる今回新たに挑むのは、シェイクスピア四大悲劇の中で最高峰と称される『リア王』。老いた王が娘たちの愛を言葉で量ろうとしたことから始まる、人間の根源に迫る作品だ。親と子、老いと孤独、愛と理解──その関係が崩れていく過程を通して、普遍的な問いを静かに厳しく観客に突きつける。
蜷川幸雄の助手を長年勤めた井上が、開場101年目となる新橋演舞場のスケール感を生かしつつ、シェイクスピアが描く自然と対峙するリア王の姿を、巡る日本の四季の記憶と共に「わたしたちの物語」として届ける。
また、今回の翻訳は、創業140周年を迎えた河出書房新社より出版の『真訳 シェイクスピア四大悲劇』(2021年)が好評の石井美樹子。イギリス史の研究をベースとした、当時のロンドンの社会背景への深い理解を土台に、言葉が生身の人間の感情として立ち上がる翻訳が、シェイクスピア作品の本質を現代に鮮やかによみがえらせる。
歌舞伎の立役として時代物、世話物、新歌舞伎など数多くの作品で当り役を持ち、映像作品でも活躍する芝翫が今回演じるのは孤独な王・リア王。その長女ゴネリル役には、TVドラマ『ナースのお仕事』シリーズ、『大奥~第一章~』や舞台『ブロードウェイ・バウンド』など、確かな演技力で幅広い役柄を演じる松下由樹。弟の策略に翻弄されるエドガー役は、映画『るろうに剣心』シリーズや、舞台『呪術廻戦』、『サド侯爵夫人』に出演する三浦涼介が演じる。
また、次女リーガン役には、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役でミュージカル『ライムライト』、ルネサンス音楽劇『ハムレット』など、豊かな感受性と丁寧な演技に定評のある朝月希和。末娘コーディリア役には、乃木坂46出身でミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』や『シェルブールの雨傘』に出演し、繊細さと力強さを兼ね備えた演技で魅了する井上小百合、兄を陥れるエドマンド役には、大河ドラマ『西郷どん』、連続テレビ小説『わろてんか』、ミュージカル『Pacific Overtures』など、テレビや舞台で幅広く活躍する大野拓朗が扮する。
さらに、ケント伯爵役に蜷川幸雄演出の『ロミオとジュリエット』『リチャード三世』など、多数のシェイクスピア作品に出演し、確かな実績を重ねてきた二反田雅澄、道化役には大河ドラマをはじめとした数々の映像作品に出演し、劇団スーパー・エキセントリック・シアターの看板俳優として、『熱海五郎一座』シリーズなど、豊富な芝居経験に裏打ちされた表現力で物語を支える小倉久寛、グロスター伯爵役には数々の映画、ドラマや舞台に出演し、名バイプレイヤーとして確かな存在感を示す村田雄浩と、実力派の豪華キャストが集結。そのほか、オールバニー公爵役には中村松江、コーンウォール公爵役に駒井健介、オズワルド役に大堀こういちが名を連ねる。
<コメント>
■中村芝翫
この度、リア王という大役を勤めさせていただきます。この作品は皆様もご存知の通り、シェイクスピア四大悲劇のひとつで、これまで数多の名優がリアを演じ、劇界に大きな刺激を与え続けてきました。その歴史に、新たな1ページを刻む機会をいただけました事を大変嬉しく、有り難く思っております。
そして、芝翫を襲名して今年でちょうど10年目となります。その節目となる年に、このような素晴らしい作品やスタッフキャストの皆様に巡り会え、演出の井上尊晶さんと共に再びシェイクスピア作品に挑める事を心より感謝しております。
鷹揚の御見物を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
■演出:井上尊晶
蜷川幸雄が亡くなって10年になります。彼と出会って亡くなるその一瞬までの30年を同じ空気の中で闘ってきました。その節目の年に出会えたリア王という作品は僕の想像力を掻き立てました。
老いとは。
登場人物全員が持つ各々の怒りは17世紀頭にシェイクスピアが投げかけた世界に対する絶望のひとつの「答え」なのか。
2026年の世界に生きる僕は、この「大きな物語」を恐れずに現実と拮抗したい。
人はどうして暴力的で、なのにどうして美しいのか……この激しい感情を荒ぶる魂でオセローを演じた中村芝翫さんはじめ舞台経験豊かなキャストと、卓越したスタッフと作り上げていきます。
石井美樹子先生の真訳を通して。
新橋演舞場でお待ちしております。
■訳:石井美樹子
『シェイクスピアと鏡の王国』(1989年 筑摩書房)を出版して袋叩きにあい、再起不能におちいっていたとき、蜷川幸雄氏から励ましのお手紙をいただいた。そして、わたしは再び学問の世界に戻った。脚本の言葉を重んじる蜷川氏に捧げようと、2012年にシェイクスピア劇の翻訳を開始、四大悲劇が完成したのは2021年(『真訳 シェイクスピア四大悲劇』河出書房新社)。真っ先にお届けしようと思っていた方は、もうこの世におられなかった。無念の思いは深く、感謝の気持ちは計り知れない。
【あらすじ】
ブリテンを治めるリア王は老境にあり、国土を分割して3人の娘のうち自分を最も愛するものに多く分け与え、退位して静かな余生を送ろうとする。言葉巧みに美辞麗句を並べリア王を喜ばせる長女ゴネリルと次女リーガンに対し、末娘コーディリアが虚飾のない実直な物言いをしたためリアは激怒。姉ふたりに領土を分け与えてコーディリアを勘当し、放逐同然にフランス王に嫁がせる。コーディリアをかばった忠臣ケント伯爵も国外追放となるが、変装して再びリアのそばに仕える。
ゴネリルとリーガンのふたりは領土を譲り受けるや本性をあらわし、リアを邪険に扱う。失意のリアは娘たちの家を出て、道化とともに荒野をさまよい、怒りと嘆きで正気を失っていく。
一方、リアの家臣グロスター伯爵の庶子エドマンドは私生児であるがゆえの不当な扱いに不満を持っており、父親の領地と権力とを手に入れるため、長男エドガーを陥れ追放。エドガーは狂人に身をやつし荒野をさまよっていたところ、リアと遭遇する。同様にエドマンドの策略にはまり、謀反人の烙印を押されたグロスターも荒野でリアと行動を共にするが……。
<公演情報>
『リア王』
作:W.シェイクスピア
訳:石井美樹子(河出書房新社『真訳 シェイクスピア四大悲劇』収録)
演出:井上尊晶
■出演
リア王:中村芝翫
ゴネリル:松下由樹
エドガー:三浦涼介
リーガン:朝月希和
コーディリア:井上小百合
エドマンド:大野拓朗
オズワルド:大堀こういち
コーンウォール公爵:駒井健介
オールバニー公爵:中村松江
ケント伯爵:二反田雅澄
道化:小倉久寛
グロスター伯爵:村田雄浩
2026年9月6日(日)~22日(火・祝)
会場:東京・新橋演舞場
公式サイト:
https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202609_enbujo/

![【Amazon.co.jp限定】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 豪華版Blu-ray(描き下ろしアクリルジオラマスタンド&描き下ろしマイクロファイバーミニハンカチ&メーカー特典:谷田部透湖描き下ろしビジュアルカード(A6サイズ)付) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Y3-bul73L._SL500_.jpg)
![【Amazon.co.jp限定】ワンピース・オン・アイス ~エピソード・オブ・アラバスタ~ *Blu-ray(特典:主要キャストL判ブロマイド10枚セット *Amazon限定絵柄) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Nen9ZSvML._SL500_.jpg)




![VVS (初回盤) (BD) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51lAumaB-aL._SL500_.jpg)


